
「月曜断食、空腹がつらくて続かない」「不食日の頭痛が酷くて挫折しそう」という人向け、【月曜断食の空腹対策・頭痛対策について】。
私は以前、月曜断食に完全に失敗した経験がある。
しかし再トライでは1カ月でマイナス5kg、5カ月で合計マイナス13kgに成功し、10カ月経った今もリバウンドは無し。(2021年4月)(詳しくは以下の記事に。)
コツはただ一つ、「自己流を排除し、本に書いてある通りにやるだけ。」
今回は、挫折の原因になりがちな空腹対策・頭痛対策についてまとめてみた。
空腹対策。つらいのは最初の1か月だけ。
最初の1か月は、やはりおなかがすく。
ナッツなら食べていい? おからクッキーなら食べていい? とあれこれ考えてしまうと思うんだけど、対策方法はただ一つ、「本に書いてあるとおり、よけいなものを食べない・飲まないこと。」
よけいなものを食べない・飲まないのが最良の対策。
ここでよけいなものを食べると、飢えが加速するし、4週を超えても体が変わらないのでずっときついし、思うように体重落ちないし、リバウンドする。
一度目に経験したので私はそれをよく知ってます。
本にも書いてあるけれど、きついのは最初の4週(1か月)だけ。
最初の4週をきちんと乗り越えれば2か月目から嘘みたいに楽になった。
空腹すぎて口の中が気持ち悪くなってきたら、これも本にしっかり書いてあるけど、水や白湯を飲むと治まる。
「おなかがすいたら水を飲め」なんて言われると絶望してくるかもしれないけど、つらいのは本当に最初の1か月だけ。
きちんと本の通りに守ることとでつらさは最小限に抑えられ、結果として楽に減量できる。
適当にゆるく自己流を取り入れると、ほんと無駄になる。
ナッツやドライフルーツを食べるときは2〜3口程度
どうしてもおなかがすいたら(不食日以外なら)、本にある通り、旬のフルーツ、スポーツドリンク、ナッツやドライフルーツを少量摂ってもいい。
本に書いてあるけど無限に食べて良いわけではない。
2〜3口程度をよく噛んでゆっくりと食べる。
あと、「どうしてもおなかがすいた」っていうとき自分が何を欲しているのかを厳密に突き詰めることも大事だと思う。
自分が「おなかがすいた」と感じるときはこの3パターンに分けられる。
- 糖質を欲している
- 何かを咀嚼したい
- 口の中に刺激が欲しい
脳のための糖質が足りてなくて、糖質を欲している場合はレーズンなどのドライフルーツ。(通販で買うならオイルコーティングがないものを。)
歯を使ってボリボリと何かを噛みたい、脳を揺らしたい、野生がうずくときはミックスナッツ。(私は食塩・植物油不使用で安い共立食品の『素焼きミックスナッツ』を買い置きしている。)
単に口寂しいだけなら炭酸水。(私は常温で飲むんだけど無理な人は体を冷やさない程度に少量の方がいいかも。)
頭痛対策。これも本に書いてあったポカリが最強。
私の場合、2か月をすぎた頃から空腹のつらさがなくなったせいか、不食日の夕方から頭痛を感じるようになってきた。(たぶん今までも頭痛はあったけど、空腹に気を取られてあまり感じてなかった?)
断食で頭痛がするのはよく言われることで、原因としては
- 添加物や糖質の離脱症状
- カフェインの離脱症状
- 低血糖
が挙げられるらしい。
1は、月曜断食も2か月目だし考えにくい。
2は、私は不食日以外は一杯だけ緑茶を飲むので、その量を半分にしてみた。けど頭痛は改善しなかった。
そこで3。低血糖での頭痛は夕方以降に起こりやすいらしくて、ああ、じゃあ私の場合はこれかもしれない、と。
頭痛がひどくてつらいときはポカリをゆっくり2、3口
これも『月曜断食』の書籍にちゃんと書いてあるんだけど、
ポカリスエットなどのスポーツドリンクをふた口程度、噛むようにゆっくり飲んでください。頭痛やふらつきを感じる時も有効な方法
『月曜断食』より引用
さっそくポカリを買って試してみたら、不食日に頭痛無し・ふらつきなしで過ごすことができた。
少量のポカリで、全然元気具合が違う。
不食日はふだんはなるべく体力温存するんだけど、元気すぎて運動してしまった。
ただがぶ飲みはせずに、昼に一度、夕方に一度、湯呑みに1センチくらい入れて一口ずつ大事に飲んでいる。
またこれがめちゃくちゃ美味くて、多幸感と唾液がほとばしる。幸せ度がすごい。
頭痛予防のためには、日曜と月曜は早く寝る
また、不食日の前日である日曜日になるべく早く寝る、というのが今のところいちばんいい効果を感じている。
それまでも、不食日にはお腹も空いちゃうし早く寝るようにしていた。
でも不食日前日にもなるべく早く寝ることで、不食日につらさを感じにくくなり、頭痛も起きにくくなった。
日曜日には「あー明日は不食日だ、なにも食べられない日じゃなく、体を休める日、胃腸を休める日だぞ……」と悟りの境地に至りながら、10時前には寝てしまうことにしている。
頭痛予防のためには、日曜の夕食を軽めに済ませる
また、不食日の前日である日曜の夕食は軽く済ませるようにしてから、不食日が楽になった。
(※これも本に書いてあります!)
どうしても「明日は一日中なにも食べられないから」と思うと名残惜しくいろいろ食べたくなってしまうけど、それやると不食日にかえってつらい。自分の場合、つらい+頭痛も引き起こしやすいので、消化の良い野菜や豆腐の汁物などで軽く済ませるようにしている。
私は体の専門家でもないし理屈は分からないのだけど、日曜の夜にガッツリ食べたり夜更かしすることで月曜に負担が持ち越されてしまうんじゃないかな、という感覚がある。
本に書いてあるとおりにやってみて今のところ一つも間違いはない。
日曜の夕食を軽くして早寝するようにしたら頭痛も無くなったし、ポカリを飲まなくても大丈夫になっている。
体重は記録してない
あと、続けるコツとしては賛否両論あるだろうけど、私は今回のダイエットでは体重は細かくは記録していない。毎日計って確認して終了。
体重を細かく記録すると、私の場合、「停滞期だ」とか「この頃は体重がストンと落ちたのに落ちなくなった」とか数字にとらわれてしまうので。
「体重を気にしなくても本の通りにやってるから自然に体重は落ちるし。」と思うようにしたら、一喜一憂しなくなって精神衛生上とてもよい。
※目的を達成しダイエットを終了したあとからは毎日体重を記録しています。体の調子をチェックするためなのと、「痩せたの夢じゃなかった……!」と毎朝確かめる喜びのため。10カ月経ってるのに毎朝確認して喜びに浸っている。
『月曜断食』したい人はぜひ本に書いてある通りにやってみてください
前回の記事にも書いたけど、自己流は百害あって一利なし。
必要なことは本に全部書いてあるし、本の通りにやることがいちばん楽でいちばん近道になる。
私が使ったのはこちら。レシピがたくさん掲載されていて、「こぶし二つ分って、どんなものをどれくらいの量食べればいいの?」という具体的な分量が分かりやすい。
書き込んで記録したい人には、新たにノート式の書籍も出ている。