
「自分の顔って、人から見たらどうなんだろう……ブサイクなのかな? それともそこそこイケてたりする? 気になるー。自分の顔面偏差値はどれくらいなんだろう?」
という自分の顔の評価を知りたい人向け、【自分の顔のバランスを、黄金比と比べてチェックする方法】について。
自分の顔のバランスをチェックして、美形度をチェックする診断アプリはいろいろある。

ただ、どれも自撮り写真を機械的に分析するアプリなので、角度や合わせる位置で結果が変わってしまったりとなかなか難しいみたい。
「いろいろ使ってみたけどいまいち納得できなかった……」と感じた人もいるのではないだろうか。
それに自分の顔の写真をアップロードするのはちょっと不安かな……と感じてアプリの使用をためらう人も多いかも。
そこで、この記事ではアプリを使わずに顔の美しさを診断する方法について解説している。
意外と簡単でシンプルな顔の黄金比。
覚えてしまえば、アプリなどを使わなくても自分や他人の顔を診断することが可能なのだ。
顔の美しさは配置のバランスで決まる
顔の美しさというのは、どこで判断すればいいのだろうか。
目がぱっちりして大きければ美人?
鼻筋が通って高ければイケメン?
「あの人、目がぱっちり大きいのに別に美人じゃないな」とか「鼻があんなにスッとしてるのに、イケメンってわけじゃないな」って人もたくさん思い当たるだろう。
実は、顔の美しさはパーツそのものではなく、パーツの【配置】で決まる。
その美しい配置のことを『顔の黄金比率』という。
『顔の黄金比率』をチェックする方法
鏡を見ながら定規で測ってみてもいいけど、スマホなどで写真を撮って、その画像を測るほうが簡単でやりやすいと思う。
準備のポイントはこちら。
- 前髪を上げる(髪の生え際も黄金比に関係するので。)
- メガネをはずす(メガネのレンズで目の大きさが変わって見えるので。)
- 素顔の黄金比を見たい場合はメイクを落とす
写真を撮ったらさっそく顔のバランスを見ていく。
まず有名なのがこの比率。
髪の生え際〜眉〜鼻〜あごの先が、それぞれちょうど1/3(画像左)
髪の生え際〜瞳(黒目の真ん中)〜口が、それぞれちょうど1/2(画像右)

この配置が黄金比に近いほど、ぱっと見整った顔に見えることが多いと思う。
それから、もう少し細かい部分の比率。
鼻〜口〜あごが、それぞれ1/3、2/3(画像左)
鼻〜唇の下〜あごがそれぞれ1/2、1/2(画像左)
顔の横幅と目の大きさを見たときに、均等に1/5(画像右)

また、目と目の間がちょうど目一つ分離れているのがバランスがいいとされている。(画像左)
この比率に合っている人ほど【整っている顔】ということになる。
橋本環奈さんのお顔で説明してみたけど、だいたい黄金比率だった。
というか黄金比率をはみ出す目のでかさ。二次元に近いのかもしれない。
横顔は『Eライン』でチェック
実は正面よりも美人度・イケメン度が問われるのが【横顔】だと言われている。
横顔のチェック方法は『Eライン(エステティックライン)』と言って、
唇が、鼻とあごを結んだ線のギリギリ内側にくる
のが美しいバランスだとされている。

これは写真に撮らなくても、鼻からあごにかけて定規などを当ててみることでも分かる。
自分の顔が黄金比率ではなかった場合
自分の顔をチェックしてみて「うわー、黄金比率と全然違った……」となるとちょっとショックかもしれない。
でも、自分の顔のどこが『黄金比率』と違うのかが分かれば、メイクや髪型でカバーすることも可能になる。
コンプレックスをメイクや髪型でカバーする
例えば「目と目の間を測ったら少し広かった。私って目が離れているんだな」ということなら離れ目解消メイクをしたり、男性だとダテメガネをかけたりすることでもカバーできる。

他にも「目の横の余白が広すぎる」なら髪を長めに下ろしたり、「口の位置が下すぎる」という人は常に笑顔を意識するだけで口の位置が高くなり、バランスが良くなる。
コンプレックス解消メイクの書籍もたくさんある。
たとえばメイクアップアーティストのCHIHARUさん。パーツごとに、コンプレックスをカバーするメイク術を紹介している。
こちら『美的』のメイクアップアーティストさんによる書籍。「目が小さい」「おでこが広い」などの悩み別にメイク術が紹介されている。欠点をカバーしつつ濃くならない、かつ短時間でできるのが特徴。
自分が参考にしているのは長井かおりさんの書籍。コンプレックスを変えてカバーするというよりは、自分の顔を生かしたまま美しく見せるメイクのコツがうれしい。
「別に完璧な美人を目指したいわけじゃなくて、自分らしさを生かして今より美しくなりたい」という人におすすめしたいです。
黄金比と違っても、チャームポイントとして生かすことができる
この診断法があるのは、「自分の顔は基準と違ったからブサイクなんだ……遺伝子のばかやろう」と落ち込むためではない。
顔にコンプレックスがある人が、「自分の顔のどこを直せば印象が変わるだろう?」というポイントを見つけ、そこをカバーして自信を持つため。
もちろん『黄金比率』と違う部分をチャームポイントだと捉えて生かすのも、最高にすてきなことだと思う。