イラストの仕事したい。PCとかプリンタとかどんな環境が必要なの?

「イラストの仕事をしたいけど、PCって必要なの? プリンタは必要なの?」

と疑問を持っている初心者さん向け【業務内容にもよるけど、PCなしでもできるイラストの仕事もあります。まずは自分がやりたい業務をはっきりさせること。それにはクラウドソーシングに登録するのが手っ取り早いです】という記事。

※かなり初心者さん向けの記事です。

「イラストの仕事をするのにPCって必要なの?」というのをけっこう聞かれる。

そりゃPCはあったほうがいいのでそう答えると、「えー、機械よく分かんないから無理」「えー、高くて買えない、無理」みたいに言われる。

「機械よく分かんないから無理」な場合、仕事でイラストのデータを作るのはちょっと難しいかも。

けど「今はちょっとお金出せなくてPC買えなくて、タブレットとペンとクリスタを駆使して絵とマンガ描いてるんだけどこれ仕事でも描けないかな?」という人なら、業務によってはできるものもいろいろある。

イラストの仕事したい。PCとかプリンタとかどんな環境が必要なの?

「全ては業務内容による」としか言えないので、まずは自分のやりたい業務をはっきりさせることから。

「業務内容ってどんなのがあるの?」「どうやってはっきりさせればいいのか分かんないよ」というケースについても後述している。

なお、この記事では「自分の好きに絵を描いて何かのグッズにするなりしてどこかに置かせてもらって売る」みたいなのは仕事の範疇に入れていない。それは全部自分で好きにできることなので、PC使おうが使わなかろうがアナログだろうがOKだから。

そうではなくて、個人や企業から「こういうイラストやデザインを作ってください」と依頼されて、それを請けてデータを作って納品すること=仕事、として書いている。

イラストの仕事にPCは必要なの?

ネット上で使う静止画ならPCがなくても、タブレットとタッチペンでも十分対応できる。

個人のSNSアイコンとか、企業の広告用マンガとか、YouTubeマンガとか。あとはLINEスタンプ、企業のウェブサイトのイラスト、最近ではTRPGのキャラ立ち絵や背景など。

自分はこういった業務の場合、メールなりで仕事を請けるところから納品までiPadとApple Pencilで完結させている。

同人誌や個人サイトを作ったことがある程度に経験値がある人は、上のような業務ならなんなくこなせるだろうと思う。

PCがないとできない業務もある

ただ、業務によってはPCがないとできないものもある。

例えば自分がやっていたのがパッケージデザインやロゴデザインだけど、こういった"印刷して使うもの"を作る業務ならイラレ(Adobe Illustrator)が必要になる。

iPadで、iPad版のクリスタ(clip studio)でも印刷物は作れるんだけど、一般的な企業のお仕事の場合イラレでの納品を要求されることが多いと思う。私は全部イラレだった。まだまだAdobeの支配下です、たぶん。

イラレを使うならPCが必要。イラレiPad版もあるけど、あくまで補助的なものなので。

印刷物のデータを作る業務はけっこうたくさんあるので、PCがあってイラレが使いこなせればかなり有利になる。

アナログオンリーだと請けられる業務が限られる

あと聞かれるのが「アナログイラストを描いてるんだけど、アナログではイラストの仕事ってできないの?」ということ。

上でも書いたけど、最近ネットで請けられるイラストの仕事は"ウェブ上で使う画像を作成する業務"が多い。クロッキー帳に描いたものをスマホのカメラで撮って、それを使ってもらおうみたいなのは完全にナシ。

また、これがいちばんポイントかもしれないけど、仕事でイラストを描くというのは修正ありきのものだと考えた方がいい。

デジタルなら「ちょっと色合いを青系から赤系に変えてもらえます?」「大きさと位置を変えてください」などという修正にも一瞬で対応できるけど、アナログだと一から描き直し。

「じゃあ3日待ってください、一から描き直さなきゃなので」とか言われてもクライアントも困ってしまう。

というわけでアナログオンリーで仕事を請けるのは、クライアントにとっても使い勝手が悪いしおすすめしない。

似顔絵とか結婚式のウェルカムボードなど、"紙に描いたあたたかさ"みたいなのに価値があるような業務ならアナログイラストにも多少需要があるかもしれないけど、今や似顔絵やウェルカムボードもデジタル入稿の時代。どうしてもアナログイラストだけで勝負したいとなると、小さいパイを取り合うことになってしまう。

デジタルイラストを描いていても、「タブレットもペンもないのでスマホで指で描いています」とか「クリスタはまだ使い方分からないからテキトウ」くらいでは意味がないので、クリスタを使っているなら少しずつでも使い方を覚えていくと趣味方面でも役立つし楽しい。

クリスタ良ワザ事典の第2版が出るようです。↓

イラストの仕事にプリンタは必要なの?

そしてこれもよく聞かれる「イラストの仕事にプリンタって必要?」という疑問。

「納品=データをプリントアウトしてそれを郵便で送る?」と考えている人もいるみたいなのだけど、今はほとんどデジタルで描いてデジタルで入稿するので、プリンタは必要ない。

必要なことがあるとすれば、ちょっと試し印刷してみたいときとか。

デジタルで見ている色合いと紙にプリントした色合いは変わるので、それをチェックしたいというときには使えると思う。

ただコンビニでもネットプリントはできるし、クライアントが色校正を送ってくれることもあるので、これもそれぞれのスタイルによる。

せっかく買うならスキャナやコピー機能のある複合機がおすすめです。

自分のやりたい業務に合わせて環境を整える

自分のやりたい業務をはっきりさせる

まずは自分がどの業務をやっていきたいかはっきりさせないことには、必要な環境も分からない。

また、請けるアテもないような業務のためにあれもこれもそろえるんじゃお金がいくらあっても足りない。

「イラストの仕事って具体的にどんなのがあるの? どうやって調べたらいいの?」という人は、クラウドソーシングに登録してみるのが手っ取り早い。

クラウドソーシングに登録してみるのが手っ取り早い

クラウドソーシングって何? という人はこちらの記事を。

上の記事に詳しいことは書いてあるけど、クラウドソーシングに登録することでネット上のクリエイターの実際の仕事ぶりを知ることができるのが最大のメリット。

どんな仕事の種類があって、それをどんなスキルを持つクリエイターが請けているのか、とか。

「イラストの仕事ってPC必要なの?」という疑問を抱くレベルで初心者さんの場合、たぶん右も左も分からない、何が分からないかも分からない、という状態だと思う。

それじゃネットで疑問を調べようにも調べようがないし、こういうブログの記事を読んでもピンとこないかもしれない。

なのでまずは実際にクリエイターが仕事をしている様子を見てみるのが手っ取り早いよ、ということ。

スキルのフリマ的な【ココナラ】で仕事を請けている人も多いけど、やはり【ランサーズ】や【クラウドワークス 】【Bizseek 】などのクラウドソーシングサービスの方がより専門的なクリエイターが多い。

登録して、まずはそういう人たちの仕事ぶりを見てみるだけでも"ネットでイラストの仕事をする"という感覚がつかめると思う。

そこから改めて「自分はどんな業務をしたいか?」というのを決めていけばいいのです。

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