【クラウドソーシング】未経験・コネ無しでも絵の仕事はできます。

「イラストの仕事をしたいけど、未経験だし無理だよね……」「コネが無いんだけど、イラストの仕事ってどこからどうやってもらえばいいの?」

と悩んでいる人向け、【初心者・未経験者でもイラストの仕事はできます。コネが無いならクラウドソーシングがおすすめです】という記事。

「イラストの仕事って、美大や専門学校を卒業した人がデザイン会社やアニメ制作会社に入ってやるものでしょ。一般人には無理な世界だよ……」

確かに昔はそうだったかもしれないけど、今は違う。

未経験でも、コネがなくても、誰でもネットを使って絵の仕事ができます。

「でもネットで仕事をするって、個人情報とかちょっと怖いし不安かも……」

それも大丈夫。

最近増えてきている【クラウドソーシング】という仕組みを使うことで、ネットでもより安全に効率よく絵の仕事ができるようになっている。

この記事では、

  • 【クラウドソーシング】って何?
  • 【クラウドソーシング】ってどこがどう良いの?
  • おすすめの【クラウドソーシング】サービス7つ

この3点について書いていく。

【クラウドソーシング】未経験・コネ無しでも絵の仕事はできます。

クラウドソーシングってどんなサービス?

まずクラウドソーシングというのは、クラウド(群衆)にソーシング(業務委託)すること。

ごく簡単に言うとこんな感じのシステム。

「こういうイラストが欲しいんだけど描いてくれる人いないかな?」と企業や個人が案件を出す

我々イラストを描く者たちが「こんなのどうでしょう?」とラフを提案

その中からいちばんイメージや条件が合うクリエイターが選ばれて、仕事を請ける

転職サイトとか婚活サイトみたいな、条件に合うもの同士を出会わせるマッチングサービスと言えば分かりやすいかもしれない。

※たいていは登録無料で、お仕事が成立してギャラが確定したときにそこから何%かの手数料を引かれる仕組みなことが多い。

未経験でもコネが無くても、取引先・クライアントの条件に合えばいくらでも仕事を見つけられるし請けることができるのだ。

【クラウドソーシング】の良いところ

未経験者・初心者でも実績が積める

そもそもなぜ未経験者が不利なのかというと、【実績】がゼロだからだ。

実績が大切なのは「私はこんなすごい企業とお仕事してまーす!」と自慢するためではなく、「私は案件を誠実にこなせる人間ですよ、過去にもきちんと責任を全うしてお仕事を遂行していますよ」と取引先・クライアントを安心させるため。

取引先にしてみれば、途中で連絡が取れなくなったり企業秘密を持ってとんずらされたりするのがいちばんリスクなわけなので。

【実績】がなければ仕事は請けられないし、仕事を請けられなければ【実績】はつかない。今まではここでみんな詰んでいたわけです。

でもクラウドソーシングのサービスが両者の仲介に入ることで、クリエイターの身元がある程度保証される。だから単価は安めかもしれないけど未経験者でもOKな案件も多い。

※「質はそこまでこだわらないからなるべく安く仕事を請けてほしい」という依頼人もいるので。

つまりクラウドソーシングなら未経験者でも仕事を請けられる。

その上【実績】を作ることができ、未経験者ではなくなるのです。

個人情報を出さずに済むので安心

「ネットで仕事をするとなると、メールアドレスや口座番号とかを顔も知らない相手に教えなきゃいけないんでしょ? 相手のこともよく分からないしそれちょっと怖いな……」という不安もあるかもしれない。

それもクラウドソーシングサービスを使うことでクリアできる。

たいてい独自のメッセージツールやチャットツールがあるので、メールアドレスなど個人的な連絡先を教える必要がない。

ギャラも取引先からクラウドソーシングサービスへ振り込まれ、そこから手数料を引いた分がクリエイターに振り込まれる仕組みなので口座番号を教える必要もない。

※クラウドソーシングへの登録・利用は本名でなくてもOKだけど、本人確認書類を出して身元を証明することで請けられる案件が増えたり待遇がアップしたりします。取引先側だって重要な仕事は偽名で身元がわからない人より本名で身元のはっきりした人に任せたいので。これはクラウドソーシングに慣れてきて、もっとガッツリ仕事したいと思えばそのときに考えればよいと思います。

イラストの相場が分かってくる

また、クラウドソーシングでいくつかイラストの業務をこなすうち、だいたいの価格相場が分かってくることもメリットかも。

初心者がイラストの仕事をするとして、最初に迷うのが料金のことじゃないだろうか。

価格相場って一概に言えるものではなくて、データ込みで渡せばいくらとか、この大きさだったらいくらだとか、何点描けばいくらだとか、もちろんクライアントによって違うし、なんというか肌感覚によるものが大きい。

「いくらで描いてもらえますか?」と取引先から聞かれても、初心者だし分からないし即答できないと思う。

その点、クラウドソーシングならたいていクライアント側がギャラを提示してくれている。

まわりにも同業者がたくさんいるので、横目で見ながら「へえ、こういうのは○○円くらいが相場なのか……」とリサーチもできる。

たくさんの案件を請けているうち「これくらいの労力で○円なら請けよう」「この案件は手間と見合わないな」などと分かるようになり、自分からも料金の提示ができるようになってくる。

業務のバリエーションも多くたくさんのクライアントと仕事ができるクラウドソーシングは、価格相場を肌で感じる絶好の場なのだ。

どんなジャンルの仕事が多いかが分かり、スキルを磨ける

「イラストを仕事にしたい」と思っている人の中で、「じゃあ今どんなジャンルの仕事が多いのか」「そのためにどんなスキルが必要なのか」ということを把握している人はどれくらいいるだろう。

例えば企業のロゴマークやお店の看板などはコンスタントに見られる案件だけど、こういったものはAdobeソフトのスキルがないと請けられない。

あとは最近ならYouTube動画用のマンガや企業の広告マンガ、Vtuberのキャラデザインなど。

マンガの仕事を請けるためにはCLIP STUDIOなどマンガを描くアプリなりソフトを使えるようにならないといけないし、VtuberのキャラデザインをするためにはLive2Dを使うことが多い。

クラウドソーシングでどんな業務があるのかを知り、それに応じて必要なスキルを磨いていくことができる。

他の人の仕事のやり方が見える

フリーランスのイラストレーターやデザイナーというのは情報交換がしにくく、「こういうときってどうしたらいいの……?」と一人で悩んでしまいがち。私もフリーだったので、分からないことだらけでいつも不安だった。

でもクラウドソーシングなら他のイラストレーターやデザイナーの仕事ぶりも身近に見ることができる。

例えばプロフィールページを見れば料金設定をどうしているかとか、クライアントのやりとりの頻度なども分かる。

"メールは原則24時間以内に返信します"と問い合わせページに書いていたり"当方はこういった要望にはお応えしておりません"など事前にNGを明示していたりと、「あ、これいいな、私も真似しよう」と思えるようなビジネス小技もたくさん盗める。

こういうものは時々刻々と変わるので、いつもまわりを見ていると乗り遅れがない。

言わばまわりは同業者や先輩だらけなので、クラウドソーシングに登録するだけでもかなり勉強になる。

イラストでお金をもらう経験をするので、自信がつく

趣味で描いているとイラストの価値ってすごく難しくて、それこそいいねの数くらいでしか判断できない。

いいねの数にこだわってしまったり、苦しんだりしている人もいるんじゃないだろうか。

でも、お金をもらって描くことで、自分の絵にハッキリとした価値を見出すことができる。

自分のイラストに自信が持てない人ほど"お金をもらって絵を描く"というのを経験してみるといいんじゃないかと思う。

おすすめクラウドソーシングサービス7つ

クラウドソーシングサービスは増えてきているけど、どれもシステムにそう違いはない。どこも無料で登録できるので、複数登録してしばらく覗いてみて、使いやすいところを続けてみるのがいいと思う。

言わずと知れた大手の有名どころはこの二つ。

ちょっと小規模だけど使いやすい。

「でも絵を仕事で描くなんて緊張しちゃうよ……」という人は、もう少しゆるめのサービスで慣れてみるのもおすすめ。

  • ココナラ フリマ感覚で自分のイラストを出品できる人気のサービス
  • SKIMA pixivっぽい絵柄が多いコミッションサービス(※1

※1 好きなクリエイターに有償でイラストを依頼できる仕組みのこと。海外では一般的。

どれを選んだら良いか分からない場合、複数登録するだけしてみて使いやすいもので仕事を請けてみる。手数料や詳しいシステム、インターフェイスはそれぞれ少しずつ違うので、あとは好みです。

実際に仕事を請けるところまでしなくても、案件や他のクリエイターのプロフィールを眺めるだけでも勉強になる。

「やってみて楽しければ続けよう」くらいのノリで

「イラストを仕事にしたいけど初心者だし、自分にできるか分からない」って、最初の一歩はためらってしまうと思う。

とりあえずクラウドソーシングサービスに登録してみる。

案件や他クリエイターの様子を眺めてみる。

「へえ、こんな感じでみんな仕事してるんだ〜」っていうのが見えて、勝手がわかる。

自分でもやってみたいと思えばやってみる。やっぱりちょっと怖いなあと思えばもうすこし様子を眺めてみる。

これだけの話。

やってみて楽しければ続けてみる、もっと欲が出たらスキルを磨いてみる。

「仕事で絵を描く」のとっかかりとして、クラウドソーシングは良い場だと思う。

「絵の仕事をするのが夢だったけど、未経験者だから……」と今までもんもんとあきらめてきた人は、ぜひ、お試し感覚で始めてみるのがおすすめです。

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