Twitterにイラストを投稿してもいまいち伸びないな…もっとたくさん見てもらえる時間帯っていつ頃なんだろう?
と迷っている向け【いいねが増えやすい時間帯は①ゴールデンタイム②夜11時頃まで③平日のお昼 でした。でも時間帯だけにとらわれなくても、たくさんの人に見てもらえる工夫はできる。】という記事。
Twitterにイラストを投稿するなら、なるべくたくさんの人に見てほしい。
そのために気にしてしまうのが「どんな時間帯に投稿すればたくさん見てもらえるのか?」ってことじゃないだろうか。
この記事では、
- どの時間帯にイラストを投稿すればたくさん見てもらいやすいか
- 時間帯にとらわれず投稿するには
について書いている。
Twitterでいいねがつきやすい時間帯ってあるのか
ここ数ヶ月、趣味で絵を描いているTwitterアカウントで毎週必ずイラストを投稿していた。
データを取ろうとしていたわけではないけど、やはり、投稿した途端パーッと伸びる時間帯と、後からじわじわくる時間帯というものはあるように感じた。
伸び方のデータは数字で取れるわけではないのであくまでも自分の体感的なものなのだけど、自分用のメモも兼ねて記事に残しておく。
※ただし、初動が良くてもそれだけで伸び止まったり、初動が悪くても後から伸びたりもするので、最終的ないいねの数とはあまり関係がないこともある。
※そのジャンルの層にもよるので、自分のアカウントでどんどん実験してフォロワーさんたちのリズムを分析してみるのがいちばん確実だと思う。
人が多い時間というのは確かにあるけど時間帯にとらわれずに投稿するほうが合理的なんじゃないかと思っているので、それについても後述する。
※夜7時〜10時のゴールデンタイム(土日、平日共)
やはりもっとも伸びるスピードが速いと感じたのはいわゆる【ゴールデンタイム】だった。
夜7時から10時頃。
投稿してすぐにいいねがパーッと伸びるのと、この時間帯は同時にRTする人も多いのかも? RTだったり引用RTだったり、RTしてからの「>RT」ツイートだったり、リプライだったりと、いいね以外の反応も多かったように感じる。
RTが増えれば当然見てくれる人が増えて、当然いいねも伸びる。
テレビでも「いちばんみんなが見てくれる時間」と力を入れている時間帯なだけあって、やっぱりみんながリラックスしてTwitterを見ているのはこれくらいの時間が多いのかも。あくまでも自分の体感です。
この経験をもとに、自分のタイミングが合うときにはゴールデンタイムに投稿するようにしている。自分としても、せっかくイラストを投稿するならリラックスしている時間帯にのんびり見てもらいたいので。
引き続き夜11時頃(平日)
ゴールデンタイムから引き続き、夜11時頃も。ただRTはゴールデンタイムと比べて伸びにくかったように感じた。
見る人は見ているしいいねもするけど、RTしないので連鎖が起きにくい=ゴールデンタイムに比べれば伸びがゆるやか、なのかなと自分は自分のTLを分析した。
ジャンルによっては夜11時以降は「遅い時間」となり、「あんまり遅い時間にTLを荒らしても……」みたいな人が多いのかもしれないし、朝早い人や家族のいる人などは夜更かしもできないだろうし。
※昼夜逆転している人が多いジャンルや年齢層、時期(お盆や正月の長期休暇中など)もあるとは思うので、これも一概には言えない。
正午前後の昼休み時間(平日)
次点が平日の昼休みの時間(正午前後)だった。
意外とこの時間帯に見てもらえている理由としてはこんなふうに推測している。
- 学生さんや会社員の人はお昼を食べながら、あるいは食べたあとにスマホを見たりするのかも
- 公式からの宣伝やお知らせもこれくらいの時間帯が多いので、Twitterをチェックしているも多いのかも(特に私のようなオタク層)
- 公式の通知をチェックしてついでにTLをちょっと遡ってイラストを見ていいねする、みたいな感じの"もらいいいね"がされやすいのかも
ただ、「意外と見てくれている人がいるんだな」とは感じたものの、この時間帯も気忙しいせいなのかRTは伸びにくかったのと、投稿する自分のほうも気忙しいのでわざわざ平日のお昼を狙う必要もない気がした。どうしても他にタイミングがないときだけ、という感じ。
放送や配信の待機時間
今リアルタイムで放送中のジャンルとか、配信があるジャンルなどなら、放送・配信前の待機時間も。
待機しながらTLを見ている人も多く、ワクワクしてテンションが上がっているのかRTやいいねで反応されやすかった。
自分もいくつか深夜帯のアニメをリアタイしているけど、その待機時間に「水着回だー!」とか「今日は推しの出番があるから楽しみ!」みたいな、テンションの上がるファンアートが流れてくるとやっぱり楽しい。
トレンド入りしたタイミングで過去絵を放流する
あとは、これは自分はやらないけどトレンド入りしたタイミングで再掲された過去絵がバズっているのもよく見かける。「○○編アニメ化決定おめでとう!(と以前描いた関連するキャラ絵をアップ)」みたいな感じで。
トレンド入りしてるってことはそのトレンドを遡る人も多いということなので、当然たくさんの人の目に触れる。みんなタイムリーなイラストを共有したくてRTするのでさらに拡散され、いいねが増えやすいのだと思う。時間帯というよりタイミングが合ったときだけの話だけど。
時間帯にとらわれず投稿することもできる
正直、生活時間帯なんていろいろで「この時間は必ずみんなTwitterを見てる」なんてものはない。っていうか今の時代スマホを見ようと思えばいつでも見られるし。
また、ゴールデンタイムに投稿して初動がよくても伸び止まったり、初動が悪くても後から伸びたりもするので、無理して時間帯にこだわる必要はないのかなと個人的には感じる。
時間帯だけにとらわれなくても、たくさんの人に見てもらえる工夫はできると思う。
セルフRTをしていく
これも自分はやらないのだけど、セルフRT、つまり自分で自分のイラストをRTするという手段もある。たとえば昨日の深夜にイラストを投稿したなら次の日のお昼やゴールデンタイムにRTして、TLを見ていなかった人に改めて届ける、という方法。
セルフRTにもいくつかあるそうで、
- シンプルにRTして「昨日の夜上げたイラストです」などと言及する
- セルフ引用RTする(これだと元ツイートにいいねがつかないことも)
- 自分の投稿に「別のツイートを追加」することで以前のツイートをTLに上げる、いわゆる「リプ上げ」
そうすると、昨日早く寝てしまってTLを見ていなかった人の目に触れやすくなる。人によっては「夜は忙しいから、Twitterは昼休みしか見ない」「Twitterゆっくり見られるのは夜だけ」みたいな人もいるだろうし。
もちろんセルフRTをする場合でも人が多い時間帯を狙うとなおいいと思う。
「ウザがられないかな?」と心配になるかもしれないし実際「そこまでして見てほしいのかよ」みたいなことを言う人もいるけど、絵を見てもらうためにSNSをやっているのなら遠慮してもしょうがない。
でももし気になってしまうなら、単にRTするだけではなく新たな付加情報をつけるようにするといいんじゃないかと思う。
「これを描いたとき実は◯◯を意識していて、よく見ると○○なのが分かると思います」みたいに改めて見どころを提示するとか、「実はこれのボツバージョンがあって、線画の時点ではこうでした」とボツイラストを投稿するとか、制作の裏話的なことを付け加えていくとすでに見た人ももう一度楽しめる。
これは自分のTLでそうしている人を見て、「なるほど! これはもうすでに見た人にとってもお得でうれしい!」と思った技なので、すでにTwitterの絵描きさんの中では浸透しているやり方なのかもしれないです。
ハッシュタグを使う
そのジャンルや界隈のハッシュタグがあるなら使っていくというのも、見る側にとって親切な投稿方法だと思う。投稿するこちらとしても、そこまで時間帯にこだわる必要もなくなるし。(ただ、やはりゴールデンタイムの方が自分の場合は伸びた)
これも「私みたいな下手くそがハッシュタグなんかつけたら迷惑なんじゃ……?」と遠慮してしまうことってあるかもしれないのだけど、絵を見てもらうためにSNSをやっているのなら遠慮してもしょうがない。(二度目)
あまりにも小分けで連投したり「あんまり伸びないから消してまた上げ直そう」みたいなことを繰り返すとそれこそ見るほうにとって迷惑になるので、そのあたりは常識の範囲で考えるようにしている。
※ハッシュタグを使う場合、二次創作やファンアートの場合は公式タグをつけると迷惑になることもあるようなので、界隈のマナーやルールをきちんと見るのがいいと思う。
いいねの数だけを見たって、埒があかない
同じ時間帯に同じクオリティのものを投稿しても反応はまちまち
「ゴールデンタイムはいいねが比較的伸びやすかった」とは言っても、同じような時間に同じようなクオリティのイラストを投稿しても反応はまちまち。
インプレッション(そのツイートが表示された回数)が10倍近く違ったり、いいねの数にしても軽く5、6倍は違うことがあった。
「こうしたら必ずいいねが伸びる」という絶対的なポイントなどなくて、投稿すればするほど「いいねが伸びる法則って、つくづく分からんな」となってくる。
インプレッションの数が伸びる場合に考えられるのは、
- 影響力の大きい人がいいねもしくはRTをしてくれたことで、より多くの人の目に触れたから
- 使ったハッシュタグで「話題」タブに入り、より多くの人の目に触れたから
自分の場合はこの二つのケースが多かった。
もうこうなってくると、偶然や運やタイミングの話になってくる。
RTが増えなければいいねは増えない、というのは感じた
ただ、「見てもらえる総数(インプレッション)が伸びなければいいねは伸びない」ということは確か。インプレッションを伸ばすには当然RTが伸びたほうがいい。
「いいねされやすいイラスト」を目指すというのは雲をつかむようで難しいので「RTしたくなるようなイラスト」にするための工夫はできるのかなと思った。
イラストそのものだけでなく、添える文章のテンションやサイズ、色合い、サムネの切り取られ方によっても、RTしたくなるかどうかって決まってくるだろうと思うし。どんな文章が添えられていると興味を引くか、どんなサイズだと見やすいか、みたいなことも、自分なりに一応心がけるようになった。
いいねの数は不安定なものだから、気にしすぎない
時間帯は人それぞれだし、イラストを描いてアップしようってときに「あーでもちょっと時間が早いからゴールデンタイムまで待ってアップしよう」って、ちょっともどかしいし自分の時間だって縛られてしまう。ゴールデンタイムを遵守したところで、反応はまちまちなわけだし。
だから、
- なるべく人が多い時間帯に投稿する
- RTしたくなるようなイラストにしてみる
- 自分のスタイルに合わせてハッシュタグやセルフRTなどを使う
見てくれる人のことを考えてこれくらいを試してみたなら、あとは運とか偶然とかタイミングなので、もうそれ以上は気にしても仕方がない。