ネットでイラストの仕事を請けたい。ホームページやブログって作っておいたほうが有利なのかな?
という人向け【自分の場合はSNSでも十分だったけど、ブログを作っておいてよかったこと①ポートフォリオとして機能する②人となりを知ってもらえる③細かい情報を載せられる】という記事。
今はSNSさえあればそこを窓口にして仕事を請けられる。自分の場合もSNSを通じてイラストやデザインの仕事をするようになったし、ホームページやブログがあってもなくてもあまり関係ないと思う。
けれど仕事をしていくにつれ「ホームページやブログがあったほうがより良いな」という気がしたので作った。というのはたとえば、
- 見やすいポートフォリオになる
- 人となりが伝わるツールとして
- より詳しい業務内容を載せられる
ホームページやブログがないと仕事が請けられないというわけでもないので、個人的には、「必要性を感じたらあとから作ってもいいかも」くらいな感覚です。
いつでも安定して見やすいポートフォリオになる
依頼主が「この人は過去にどんなお仕事をしているのかな?」と興味を持ってくれても、Twitterのメディア欄が猫の写真やソシャゲのスクショで埋め尽くされているとそれが分からない。
たとえプライベート用と仕事用のアカウントを分けていても請ける仕事が多ければどうしてもごちゃつくし、見たい情報をパッと参照できない。(自分は依頼する側の業務もやっていたことがあり、SNSのこういった部分がかなり面倒に感じた。)
SNSだとどうしても「この情報を一覧で見たいな」というようなときに弱い。
だから自分はこのブログとはまた別にホームページを作っていて、今まで請けてきた業務について全て時系列順に一覧で掲載している。
またみんながみんなSNSの達者な人ばかりではないし、SNSの仕様もアプデで変わったりもする。それがちょっと……と感じたので、いつも安定して見やすいポートフォリオを持っておきたかった。
人となりが伝わるツールとして
自分が個人サイト時代の人間であることも、ホームページを作っておきたかった理由だ。
20年以上前からずっとマニアッカーズデザインさんに憧れていて、「いつか自分が絵の仕事をするときはこういうホームページを作りたい!」と思っていた。
過去のお仕事の履歴やインフォメーション、メンバーの紹介などがとても詳しく掲載されていて、おしゃれでかっこいいのに何だかとても親しみが持てるホームページなのです。
業務について、より詳しく掲載できる
SNSのプロフィール部分だと、どうしても情報量が限られる。
請けている業務や料金体系など全ては載せきれないし、仕事の流れなども伝えきれない。
でも依頼する側からすれば、「どんな業務がいくらでできて、納期はどれくらいなのか」というのがパッと分からないとメールで問い合わせたりして二度手間になる。請ける側からしても「そんな業務やってないよ」みたいなトンチンカンな依頼が来たりして、それを断る手間もかかる。
そういった具体的で詳しいことも、ホームページがあれば掲載できる。
どんな情報を掲載しているかというと、自分の場合はこんな感じ。
連絡先を複数
連絡先は複数あると相手の都合に合わせられるのでより便利。
- メールアドレス
- 問い合わせメールフォーム
- 各種SNS
- チャットアプリなど
対応時間・スケジュール
「◯時〜△時まで対応可能です。休業日は毎週◯曜日」
「メール対応は基本的に24時間以内に行っています」
「2022年3月現在、新規依頼を受け付けておりません。再開は4月下旬予定」
など、現在の受け付け状況や、対応状況についても書いている。
過去の実績・学歴、職歴
請けた仕事の一覧を掲載している。
今までどこと取引をしてどんな仕事をしてきたかについて、画像と共に掲載している。
これは「こんなすごいところとお仕事してますよ」ということではない。「私は絵の仕事を請けて、とどこおりなくこなしています」という証明を積み重ねるため。
他にも、デザイン系の大学を出ているとか映像制作会社に勤務していたなど、依頼する人にとって参考になる歴があるなら書けばいいのではないかと思う。
安心して依頼できるような名刺としてホームページを作る
依頼人は「スムーズに仕事が進行できて納期を守ってくれるような、信頼できるイラストレーター」を探している。
そもそも未経験が不利なのって、
実績が無い=「この人に頼んで大丈夫かな?」
という不安があるからなわけで。
経験が浅い場合、少しでも信頼してもらうことが重要になる。
ホームページはその助けになるのではないか、という話です。
自分はクラウドソーシングを併用することで、より仕事を請けやすい工夫をしています。
ランサーズ :案件が多くて種類も豊富。最大手。クラウドソーシングならまずはこれ、って感じ。
Bizseek :手数料が安い。10万円以下の案件ならランサーズの半額。大手よりこぢんまりしていてサイトも使いやすい。
ココナラ :フリーマーケットみたいなゆるい雰囲気で、気軽に利用できる。
【SKIMA】 :自分のイラストを販売できるサービス。Pixivっぽい今時の絵柄が多い。