Twitterのフォロワーを増やしたい! でもTwitterのフォロワーってどうやって増やせばいいんだろう?
と悩んでいる人向け、【なぜフォロワーを増やしたいかという目的によって、適切な増やし方は違うかも。目的別フォロワーの増やし方について】の記事。
「フォロワーを増やしたい」と言っても単に数だけ増えればいい人もいれば、「フォロワーを増やすことでいいねを増やしたい」という人もいるかもしれないし「自分の絵を見てほしい。気の合う仲間を見つけたい」という人もいるかもしれない。
なので「フォロワーを増やしたい!」だけではなくて「自分はフォロワーを増やしてどうしたいのか」を考えた上で、いろいろと行動に移すとよさそうだなと思います。それによって、とるべき手段も変わってくると思うからです。
フォロワーを増やす目的は?
《なぜフォロワーを増やしたいか?》考えうる理由を挙げてみると……
- とにかく数を増やしてみたい、見たことない数字が見たい
- たくさんの人に自分の絵を見てほしい
- たくさんの人と友達になりたい
- いいねの数を増やしたい
- フォロワーが多いと外聞がいい
こんな感じ?
とにかく数を増やしてみたい、見たことない数字が見たい
初めてSNSというものをやったという知人は「フォロワーの数を増やすこと自体が楽しい、昨日より数字が増えているのが楽しい」と言っていた。
たくさんの人に自分の絵を見てほしい
イラストを人に見てもらうことを目的にTwitterを始めた場合、言わずもがな。
たくさんの人と友達になりたい
絵描き仲間がほしいという人や、あとは同じジャンルの仲間と語り合いたいという人もいると思う。
自分も同人活動を始めた頃(○十年前……)はとにかく同じジャンルの人と知り合いたくて躍起になった記憶があるのでとても分かる。自分の絵を見てほしいとかは二の次で、とにかく同士と巡り会いたいあの衝動。分かります……。
いいねの数を増やしたい
Twitterで絵を描いているといいねの数ってやっぱり気になると思うのだけど、「いいね増やしたいな、だったらもっとたくさんの人に見てもらわねば。それにはフォロワーを増やさねば」と考える人もいる。
※「フォロワーが増えてもいいねが増えるとは限らない」ということについては後述。
フォロワーが多いと外聞がいい
「フォロワーが多い方がツヨイ」みたいな感覚があるのか、フォロワーの多寡で人を判断する人もいる。フォロワーが多い人が描いた絵は上手い、少ない人が描いた絵は下手、みたいな先入観をもって判断していて、「フォロワー少ないと絵が下手だと思われて恥ずかしいからフォロワー増やしたい」みたいな。(よく分からないけど自分の知っている範囲でそういう人もいるという話)
こう見てみると、フォロワーを増やす目的って、
- 単に数字を増やしたい
- いいねを増やしたい
- 仲間や友達がほしい
ざっくり、この3パターンに分けられるのでは。
単にフォロワー数を増やしたい場合
Twitterを始めたての知人が「どこまでフォロワーが増えるかやってみたい。見たことない数字が見たい」というようなことを言っていた。これって、砂場で砂をどれくらい高く積めるかみたいな、ごく無邪気な動機なのかなと感じた。フォロワー集めをゲームのように楽しむ感覚かも。
とにかく数を増やしたいというのが目的なのだから、手段を選ばずになんでもできる。
(もちろん人目を惹くような絵を描くことは前提として)とれる方法を考えてみると……
- つながりたい系ハッシュタグを使って、イラストをたくさんの人の目に触れさせる
- ジャンル内の適切なハッシュタグを使って、イラストをお仲間の目に触れさせる
- 他SNSと連動させて誘導する(pixiv、YouTube、Instagramなど)
- ジャンル内の企画や、企業などのコンテスト企画に参加する
- イラスト講座やメジャーな練習方法などのハッシュタグをつける(#1日1絵、みたいなのとか)
- ネットビジネス系、スピリチュアル系のアカウントをフォローする※1
- お金を出してフォロワーを増やす(?)※2
最後の2つは「とにかく数さえ増えればいいから、なんとか数だけ増やしたい」というならこんな方法もあるよね、という話。(そんなケースがあるのかは分からないけど……)
※1 これは自分の経験なんですけど、占いアカウントのツイートをいいねしたら10くらいスピリチュアル系のフォロワーが増えて、フォロー返ししないでいたら3日くらいで外された、ということがあった。なにかTwitter運用ツールを使っているんだと思うけど、とにかくフォロワー数だけ増やしたいなら乗っかっていくこともできる。
※2 方法がいくつかあるようで、①Twitterの運用代行をしてもらう②アカウントの拡散宣伝をしてもらう、のようなこと。『ココナラ』でもそういった出品がある。世の中にはいろんなビジネスが存在する。
フォロワーの数を増やすことでいいねを増やしたい場合
「いいねを増やしたいから、そのためにフォロワーを増やしたい」という場合もあると思う。
あくまでも体感の話なのだけれど、公開アカウントならいいねの数とフォロワーの数ってそこまで関係ないのでは? という気が個人的にはする。リツイートされればフォロワー以外の目にも届くわけなので、フォロワー2桁くらいのアカウントでもイラストに4桁いいねがついていたりっていうのもよく見る。
いいねを増やしたいのであれば、フォロワーの数を増やすことに労力を割くよりも、いいねされやすいイラストを描くほうが話が早いんじゃないだろうか。
苦労して(またはお金を出して)フォロワーを増やしても、それに見合った結果が得られるとは限らない。
仲間や友達がほしい場合
最後に、フォロワーを増やすことで気の合う人と巡り会いたい、自分の絵に興味を持って見てもらいたい、というような場合。
こういった気持ちのつながりを求めるなら、数だけ増やしても難しいんじゃないかと思う。フォロワー数増やし目的のアカウントや業者で増やしたアカウントの中に運命の人がいないとも限らないけど、確率は低そう。
pixivなど他SNSから来てもらう
これは今まで10年以上Twitterを使ってきた上でのあくまでも個人的な実感なんだけど、pixivからフォローしてきてくれたフォロワーさんというのは、熱心にイラストを見てくれると感じている。
このブログ用のアカウント(@tkhs_bsdz)と二次創作用の鍵アカウント(フォロワーさんはほとんどpixivから)のツイートアクティビティを比べてみた。
インプレッション(見てくれた総数)に対して、メディアエンゲージメント率(イラストをクリックして見てくれた割合)やいいねしてくれた割合に違いがある。
ブログ用のアカウントは4316回見られたうち125回画像をクリックしてもらえている(2.6%)のに対して、二次創作用の鍵アカウントは791回見られたうち189回クリックしてもらえている(23.8%)。いいねの割合についてもその傾向は言える。
(※鍵アカウントであることや二次創作であることなど条件が違うため一概には比べられないので、一つの例として挙げました)
同じ好みの人も見つけやすい
自分もそうなんだけど、pixivユーザーには「このジャンルの絵を見たい!」という強い目的がある。pixivで好みのイラストを描くかたを見つけて「この人の絵をもっと見たい! ログをまとめてpixivにアップされるのを待てない! 更新の早いTwitterで見たい!」と強い興味を抱いて勇気を出してTwitterをフォローしたりする。いつもイラストがアップされるのを楽しみにしているし、ウキウキといいねする。
もちろん逆のパターンで、誰かに興味を持ってもらえることもある。
お互いがお互いに興味を抱き合えば交流も始まる。
またpixivはタグが細分化されているので、二次創作にせよオリジナルにせよ好みの近い人を見つけやすいし見つけてもらいやすい。
※ジャンルや界隈の大きさにもよると思うけど、自分はこぢんまりとしたジャンルにいたことが多いのでpixivの規模感が合っていたのかもしれないです。
つながりたい系ハッシュタグでフォロワーを増やす場合
「#絵描きさんとつながりたい」とか「#◯◯好きさんとつながりたい」というハッシュタグを使うと確かにフォロワーは増えると思うし、一時的には「これからよろしくお願いします」「こちらこそ〜」みたいにいいねしたりされたりして盛り上がるだろうし、そこから仲良くなる人同士もいると思う。自分にもジャンルのタグをきっかけに仲良くなった人は数名いる。
けどいいねも交流も最初だけで、「お迎えしたフォロワーさんと仲良くならなきゃ」「お互いにいいねしなきゃ」みたいなことを考えてしまって疲れたり、結局フォロー整理の際にお別れしたり、ということも多くて、自分はタグは使わなくなった。こまめでない自分には合わなかった。
ハッシュタグはお見合いみたいなもんで、出会ってから関係性を構築していかなければならないし、合わなかったら苦痛になってしまう。
「興味を持ってくれる人」に見てもらう喜び
いいねが少ないこと自体よりも、もしかしたら、「こんなにたくさんフォロワーいるのに、全然私に興味持ってもらえてないんだ」ということの方がしんどいかもしれない。10000人フォロワーがいていいねが50なのと、100のフォロワーのうち50人がいいねしてくれるのと、感じ方は違うだろう。
また、自分のイラストに興味を持ってもらえているんだなと思えると「もっといいイラストを描けるようになろう」とか「もっとフォロワーさんに楽しんでほしい」「せっかく見てもらうんだからていねいに仕上げたい」という感じで創作モチベーションも上がる。
作り出される作品に興味を抱いて誰かをフォローしたり、もっとフォロワーさんに張り切って絵を描いたりするのって、SNSだからこそできる創作の楽しみだと思う。