GoogleAdSense に Better Ads 標準がどうとかって届いていたけど、Better Ads 標準って何?
広告がフィルタされてしまう……? サイト管理者は何か対策をしなければならないの?
という人向け【平たく言うと「ウザい広告は表示されなくなるというお知らせ」。普通の運営をしているサイトならば特に対応は必要なし。】という記事。
GoogleAdSense の管理ページに、こんなお知らせが届いていた。
- Better Ads 標準って何だ……?
- 広告がフィルタされちゃうの?
- サイト管理者が何か対応をしなければいけないの?
ということについて、簡潔に自分用メモ。
サイト管理者がするべき対応←特に無し
サイトに掲載しているのが GoogleAdSense の広告くらいなら、対応の必要なし。
GoogleAdSense の広告は精査されているため、Better Ads 標準に外れるようなものは無いからだ。
Better Ads 標準から外れるような広告って?
Better Ads Standards から外れる広告に関しては以下の通り。(英語のページです)
The Initial Better Ads Standards - Coalition for Better Ads
The Initial Better Ads Standards - Coalition for Better Ads
ここに書いてある「Better Ads 標準から外れるような広告」というのは12例で、こんな感じ。
- ポップアップするもの
- 自動で音や動画が流れてくるもの
- 「何秒後に閉じられます(それまで閉じられない)」というもの
- 画面を横長に覆ってコンテンツを隠すもの
- それを見ないとコンテンツが見られないもの
- 画面の30%以上を覆うもの(モバイル)
- フラッシュアニメが流れるもの
- 画面全部が広告になるもの(モバイル)
こういったクリック稼ぎのためのユーザーに親切でない広告は、Chromeがブロックしますという話。
当然、そういう広告を貼っているサイトの広告収入は減ることになる。
自分のサイトをGoogle consoleでチェックする方法
自分のサイトの広告が Better Ads 標準的に大丈夫なのかチェックしたいときは、Googleサーチコンソールの Web Tools で確認できる。
日本では2019年7月9日から広告ブロックが始まる。と言っても7月9日に違反広告がすべてブロックされるわけではなくて、まずはメールで警告が来て、30日後の猶予があるようだ。
Googleの動きは随時チェックしておく必要があるかも
こんな感じでGoogleはたびたび指針を変えてくるので、GoogleAdSense の管理ページやGoogleからのメールはこまめにチェックしておくようにしている。