「絵が上手いですね!」と言われると困っちゃう人向け、お返事の仕方

「絵が上手いですね、って言われたら、なんて返すのが正解なの?」

「絵を褒められたときに素直に受け取れない」

という人向け、【なんで褒め言葉を受け取れないのか&褒められたときの上手な返し方】について。

絵を描いていると、SNSやリアルで「絵が上手いね!」と褒められることがあると思う。

そんなときに何て返事すればいいんだろう? と迷ってしまうことはないだろうか。

「ありがとう」だと「お高くとまってんじゃねーよ」とか「こいつ自分が本当に上手いと思ってるんだ……ウケる」と思われちゃわないかな……なんて。

この記事では、人に絵を褒められたときなぜ受け取れないのか、どう返すのが正解なのかについて書いている。

褒め言葉を素直に受け取れないのは、心を守るためかもしれない

そもそも、なぜ「ありがとう! 嬉しい!」と言えなくなってしまうのだろうか。

上手い返し方うんぬん以前に、褒められたとき素直に受け取れない、ということの方が、あなたの心にとってよくない、つらいのではないかと思う。

よくやってしまうのが「そんなことないよ、私なんか全然ダメで……」と否定してしまう返し方。

でも、それは相手の気持ち(あなたの絵を上手いなあと思ったこと)や行動(上手いなあと思ったから勇気を出して伝えてくれたこと)を否定してしまうことになる。

なのに、どうしてつい「そんなことないよ、私なんか全然ダメで……」と言ってしまうのだろうか。

素直に「ありがとう」と言えない理由

自慢してると思われそう

褒められて素直に喜ぶと、「褒められようとして絵を描いてたの? 上手いことを自慢したかったの?」と思われそうな気がしちゃうから。

嫉妬されたくないから

絵が上手い人は嫉妬されがちだから、否定しておいたほうが安全だろうと思っちゃうから。

お世辞を真に受けると恥ずかしいから

お世辞や社交辞令で褒めてくれてるのかもしれないし、だとしたら本気にしたらバカみたい……と臆病になってしまうので。

こうして「素直に褒め言葉を受け取れない理由」を挙げてみると……

  • 自慢してると思われたくない
  • 絵の上手さを嫉妬されたくない
  • お世辞だったら恥ずかしい

こうやって並べてみると、どれも、自分を防御するためとか、自分のプライドが傷つかないためとかだったりしないだろうか?

そう、誰だって傷つきたくないから、心を守る行動をとるのは当たり前。

特に、素直に褒め言葉を受け取って嫌な思いをしたことがある人などは、過剰に防衛してしまうと思う。

ただ、本当に素直に褒めた相手からすると、どう感じるだろう。

素直な気持ちで心から「絵が上手いですね!」と言ったのに、

「そんなことないよ〜(自慢したくて描いてるわけじゃないよ?)」

「全然上手くないよ〜(上手いからって嫉妬しないでね?)」

「私なんかまだまだで〜(どうせお世辞でしょ? あなたの言うことを信用していません)」

素直に褒めた人にとっては、これってとてもつらい。

褒め言葉を勘繰ってしまうのは【投影】なのかもしれない

また、「お世辞なんじゃないの?」「本当はたいして上手くないと思ってるんでしょ?」と、褒め言葉に裏があるんじゃないかと勘繰ってしまうことってあると思う。

実は人間って、自分の辞書に載ってないことは思いつかないようになっている。

自分がそう思っているから、相手もそう思っていると感じてしまう、という傾向があるのだ。

心理学で言う【投影】というもの。

もしかしたら自分も誰かの絵を褒めるとき「たいして上手くないけど褒めておくか」とか「同じジャンルの人だし社交辞令で褒めておかなきゃ」という意識が働いていないだろうか。

そうして人を褒めていると、自分が褒められても本気にできない。

これでは疑心暗鬼になって自分もつらいし、まわりもギクシャクしてしまう。

ではここから抜け出すには、どうしたらいいんだろうか。

気持ちを変えるのではなく、まず行動を変えてみる

最初はなかなか抵抗があるかもしれない。

けど、素直に「ありがとう」と言うことを心がけてみよう。

心を変えるには、まず行動を変えるのが手っ取り早くて確実なのだ。

素直に「ありがとう」と受け取るメリット

"人に褒められて素直に喜ぶ"というのをやっていくと、脳がその行動に引きずられて、素直になってくる。

自分の中が「褒められた→嬉しい!」とシンプルになると、人のことも素直に褒められるようになってくる。

人の絵を素直に褒めていると、「どうせお世辞でしょ?」とか思ってしまっていた気持ちもなくなり、モヤモヤが晴れていく。

自分が素直になればまわりも素直になって、いっそう褒めてくれるようになる。

メリットしかない、この好循環。

自分の素直化を心がけてみよう。

SNSでは【感嘆詞】や【名指し】を使ってみる

ただSNSは文字だけなので単に「ありがとう」だとぶっきらぼうに見えてしまうかもしれない。

だからいろいろ付け足そうとして、お返事に悩むんだよね……。

「うっひょおおおおおマジですかもったいないお言葉すぎて今五体投地してます!!!!」

みたいにがんばりすぎると嘘っぽいし、自分も相手も疲れてしまう。

おすすめは、あまりこねくり回さずに、自分の気持ちに合った感嘆詞をつけてみること。

えっ! ありがとう……!」

わあ、ありがとうございます〜!!」

やった! ありがとう!」

これだけでも、どんな気持ちでどんなテンションの「ありがとう」なのかが、相手にも伝わりやすくなると思う。

さらに、感嘆詞を使うことで自分の「褒められて嬉しい」という気持ちも上がる。(言い方が悪いけど「褒められて嬉しいんだぞ!」と自分に言い聞かせる効果がある。素直化が早まる。)

また、「誰々さんにそう言ってもらうと嬉しい! ありがとう」というように、名指しで返事するのもいい

「他でもないあなたからの褒め言葉を嬉しく受けとりました!」という意思表示になるので。

名前を呼んでもらうと、その人に対する親近感が増すと言われている。(YouTubeのスパチャなんかでも、「スパチャありがとう」より「誰々さんありがとう」の方が自分を認識してもらえて嬉しいよね。)

あとね、もしもだよ、その人がもしお世辞や意地悪な気持ちであなたを褒めたのだとしたら、名指しでお礼を言われることで距離が近くなり、気が咎めて意地悪な気持ちもスッと引くはず。

名指しで、わたし対あなたのコミュニケーションにすることで、意地悪な気持ちって無くなっていきやすいのだ。

それにはたとえハンドルネームでも、名指しで呼ぶのがいい。

文字だけのSNSでは難しい面もあるけど、考えすぎても仕方ないのでできる範囲で。

褒められたら素直に「ありがとう」で世界が円滑に回る

せっかく褒めてもらっても、「お世辞なんじゃないの?」「嫉妬されたくないから否定したい」と思ってしまう気持ちもよくわかる。

けどもし、相手がお世辞で褒めているとしても、「お世辞を本気にしてバカみたい」と笑ってきたとしても、それは相手の問題だ。

そんな人の方がよっぽど"バカみたい"だし、一生褒め言葉を真に受けられないかわいそうな人。

影響されて呪いを伝染される必要はない。

本心からの「ありがとう」を言うことで、呪いをはねのけることができる。

人の心は見えないんだから、その人の真意を考えるのは意味がないし、それをやると無駄に人生が複雑になり、無駄に悩みが生まれる。

「私それついやっちゃってるわ〜、深読みして空回りしてるわ〜、だから褒め言葉受け取れないんだ……」という人は、まず行動から変えてみよう。

最初は行動と心がちぐはぐになるけど、すぐになじんでくるはず。

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