
「pixivの作品にコメントして感想を送りたいけど、どう書いていいか分からない」
「嫌がられない感想って?」
という人向け、【印象のいい感想の書き方】について。
本当は、「そんなこと気にせず想いを伝えればいい」というのが大前提。
だけど「悪い印象を与えたくない」「気を悪くさせたらどうしよう」と気にしすぎて感想を送れないなら、お互い不幸だ。
コメントしていくうちにきっと慣れてくるので、その最初の一歩として簡単なマニュアルがあると安心なのかな、と思ってこの記事を書いている。
※マナーの押し付けみたいにはしたくないので、あくまで私個人の提案として。
pixivの作品に感想を伝えてみよう。
pixivのコメントの送り方
まず、pixivのコメントの送り方(操作方法)について。
pixivのコメント欄はこうなっている。

pixivのコメントには独自の絵文字も使える。(スタンプについては後述)
例えばこのハートの絵文字を使いたい場合、タップして挿入する。

絵文字はテキスト入力欄にローマ字で挿入される。

投稿すると、絵文字に変換されて表示される。
もし投稿後に誤字や脱字を発見してしまったら【削除】をタップすれば削除できるので、改めて再投稿すればよい。
※pixivのコメントには字数制限があって、140字以内。それ以上は入力できない。
コメントを送る前に……
コメントそのものよりも印象を左右するかもしれないのは、自分の身だしなみ。
まずは、自分のアカウントを整えておこう。
アイコンを変えておく
コメントを送ると、当たり前だけど自分の名前とアイコンが表示される。
そのときに初期設定のままのアイコンだと、自分がどんな人なのかも相手に伝わりにくい。
また捨て垢からのいやがらせもデフォルトアイコンが多いので、人によっては印象が悪いこともある。
なので、アイコンをオリジナルのものに変更しておくと、相手にとってよりいっそう安心感があるかも。
自分で描いた絵でもいいし、自分で撮った写真でもいい。
でも著作権のある公式画像などはNG。
「著作権を理解しない、常識のない人」という印象を与えてしまう。
名前も常識の範囲で設定しておく
名前も、閲覧用アナウントだからといって「ROM垢」とか「あ」とか「。」とか「名無し」にしている人がけっこういる。
そういった無機質なアカウント名だと人格が感じられず、「悪意がある人かもしれない」と身構えてしまう人もいると思う。
自分は以前「監視用」というアカウント名の人にフォローされたことがあったけど、恐怖を感じてブロックさせてもらったことがある。
ROM垢ってことなんだろうな、とは思ったけど、「監視用」はないだろうよ……。"あなたを尊重しません感"がすごい。
もちろんハンドルネームでいいし、Twitterで使っている名前でなくてもいいので、とにかく名前らしいものを設定しておくといいかも。
「カバン」とか「ほにほに」とか「ネコだいすき」とか名前らしくなくてもなんでもいい。私は「たかはし」にしている。
プロフィール欄を充実させておく
プロフィール欄も空欄のままにせず、どんなジャンルが好きか、ハマったキャラ歴など簡単にでも書いておくと「自分はこんな趣味嗜好の人間です」という自己紹介になる。
好きなジャンルがかぶってると親近感も抱きやすい。
さて、どんなコメントを送ればいいか
pixivのコメント欄でよく見かける文面は、
「かわいい…(ハートの絵文字)」
「この◯◯好き…!」
「美しい鎖骨に目を奪われました!」
こんな感じのシンプルで短いものが多い。
140字という字数制限があるので、長くても2、3文程度になる。
私がよくもらってニヤッとするコメントは、描いたキャラのセリフをもじった一言とか。
「いいねせずにはいられないッ!」
『ジョジョ』のディオのセリフ
あとは、簡潔に好きな箇所を伝えてくれるコメントとか。
「3コマ目の誰々の表情がツボでした(爆笑している絵文字)」
簡潔で、軽くさらっとしたコメントはSNSならではという感じで、自分はもらうと楽しくてうれしいし、お返事を書くのも楽しい。
長文コメントは送らないほうがいいの?
pixivのコメント欄はそもそも140字が上限なので、制限いっぱい書いても読むのに負担なほどの長文にはならない。
そもそも140字という字数制限があるということは"運営はライトなコミュニケーションを想定している"ということ。
140字ずつ何回か連続投稿して長文を送ることもできるけど、もし相手がマシュマロなど他のツールを設置しているならそちらを使ったほうがスマートかもしれない。(分割されてると多少読みにくいし。)
長文のコメントを送るときの注意点はこちらの記事にまとめている。
pixivの「スタンプ」機能は嫌がられるの?
pixivのコメントを送るときに、文章を打ち込む代わりにスタンプを選択することもできる。


これはそもそも、海外のユーザーなど日本語が使えなくてもコミュニケーションできるように、という機能のようだ。
もちろん日本語が分かる人でも、気軽に反応を送るためのツールでもあるのでどんどん使って構わない。
でも一定数、スタンプをもらうのを嫌がる絵師もいるみたい。
- 「手間をかけて絵を描いたのに、スタンプ一つで済まされるとモヤモヤする」
- 「スタンプをもらってもどういう意味か分からない」
みたいな意見もネットでは見かける。
例えばこの、ぞうさんが泣いてるスタンプ。


このスタンプは「あなたの絵に感じ入りました。うう…好き…」みたいな意味だと思うんだけど、「私の絵が下手で悲しいってこと?」とか「推しキャラをこんな変に描かれてつらいってこと?」と受け取ってしまう人もいるらしい。
運営によると「ネガティブな意味のスタンプは一切ない」とのことなので(まあ、当たり前だよね)安心して送ったりもらったりすればいいんだけど。
心配になっちゃう人は、スタンプではなく短くても文章でコメントを送るほうが精神衛生上よいのかもしれない。
プロフィールなどに「※スタンプには返信しません」などと書いている人もいるので、ざっと確認しておくと安心かも。
ちなみに私はスタンプもうれしい。
もらったら、海外ユーザーの可能性を考慮してスタンプや短い平易な文章でお返事することにしている。
SNSの時代らしく、軽やかにさらっと感想を送ろう
昔の個人サイトの時代はコミュニケーション手段なんてメールくらいしかなかったので、感想を送るにもハードルが高かった。
けど今は、"SNS上のコメント"という形で気軽なさらっとした感想の送り方が普通になっている。
気軽に送れるからこそ不用意な言い方をして傷つけたり、警戒されてブロックされたりということも、まあ起こりうる。
どんなコメントをすればいいかなんて、ほんと、相手によるとしか言えない。
コメントなんて好きなように送ればいい、としか言えない。
なので言えるとしたら、この記事に書いてきたように、
- アイコンやプロフィールを変更しておく
- シンプルに、簡潔に
- スタンプは相手によって
- 相手のプロフィールをざっと確認しておく
これくらいだけ気をつけておくと、よけいな心配をすることなくコミュニケーションができると思う。