"神絵師と仲良くなりたい…"でもそれをやっちゃうと逆効果かも?

「SNSで、すごく好みな絵を描く神絵師を見つけた! 仲良くなりたいけど、ヘボ絵師の自分じゃ相手にされないよな……神絵師と仲良くなるにはどうしたらいいんだろう?」

という人向けに、【神絵師と仲良くなれる方法】について考えてみた。

何千とフォロワーがいる絵の上手い人、フォローしているのはたいてい数十人とかそんなものだったりする。

交流も仲の良い人に限られていて、違う世界の人なのかな……と感じてしまう。

それでも神絵師と仲良くなりたいというとき、何をしたらいいのか。

まわりの絵うまな人たちをながめながら、自分なりに考えてみたことです。

逆効果なこと・してはいけないこと

まずは"これをやったら逆効果になるかもしれない"と感じたことについて。

感想を送りまくるのはちょっと待った

「絵師って感想もらうと嬉しいでしょ? だから神絵師さんが絵を上げるたびにリプやコメントを送りまくれば喜んでもらえて、私を覚えてもらえて、仲良くなれるかも」

これは簡単にできるのでついやりがちなことだけど、

まあ確かにこれで仲良くなれることもあると思うけど、

ちょっとだけ考えてみてほしい。

「絶対に感想を送るな! ダメ!」なのではなく「覚えてもらって仲良くなるために感想を送りまくろう!」と考えると期待通りにはいかないかも、という話です。

感想を送りまくると相手の負担になるかもしれない理由

人には【返報性の原理】というものがあって、"何かをされたら、お返しをしなければいけない"と考えてしまう心理がある。

これはビジネスの世界でも利用されるテクニックで、例えば化粧品カウンターで無料カウンセリングを受けてしまうと、何か買わないと申し訳ないような気になる……みたいなものだ。

SNSとかキャプションとかで「リプたくさんいただいてるのに、なかなかお返事できてなくてすみません〜」ってたびたび絵師さんが書いているのを見て、「? そんなに謝ることないのに」と思ったことがある人も多いと思う。

神絵師に限らず、真面目な人ほどこのなんとも言えない「お返事ちゃんとできてなくて申し訳ない気がしてモヤモヤしちゃう感」は感じたことがあるのではないだろうか。

また、不思議なもので、「感想送ってんだから私を覚えてよ! 恩に着てよ! 友達になってよ!」という"圧"ってけっこう伝わってしまう気がする。(そういうの、感じることありませんか……?)

相手がそんな"圧"を感じてしまったら、仲良くなりたいと思うどころかより苦痛に感じてしまうかもしれない。

感想や反応をそれほど喜ばない絵師もいる

また、"絵師はみんな感想をもらうと喜ぶはず"というのも正しくないようですよ。

Twitterでもちょいちょい、

絵描き「イラストの感想いらない。求めてない」

ROM「それって傲慢では!?」

みたいな議論が巻き起こっているのを見たことがある人もいるだろう。

SNSによって"感想を求めていない"という絵描きも一定数いる"みたいだな、という認識も広まっていると思う。

※もちろん反応や感想をもらって喜ぶ絵師もたくさんいるし、「感想欲しい!」「ください!」と言う人にはたくさん送ってあげてー!!!

でも、感想や反応をそれほど喜ばない絵師もいる、ということも事実としてある。

特に、仕事でも絵を描いてるような人は、「仕事では反応をもらうために気を遣って描いてるぶん、趣味では反応を気にせず自分の楽しみだけのために伸び伸び描いているんだ〜!」という人もいる。

だから感想とか反応をもらうこと自体"想定していない"ため、あんまり嬉しそうなリアクションができずに、「うーんせっかく感想を下さるのに、なんだか申し訳ないなあ」「お高くとまりやがってと思われたらいやだなあ……」と困ってしまうことも。

※なので「覚えてもらって仲良くなるために感想を送りまくろう!」というのは必ずしも期待通りにはいかないということです。

そもそも、もし「感想を送りまくることで私を覚えてもらって、友達になってもらおう」という見返りを期待して感想を送っているのであれば、前述の【返報性の原理】を利用していることにならないだろうか。

まあそこまで考えなくてもいいのだけど、そういう心理の動きはあるということ。

「フォロー返しして下さい」「繋がりませんか?」もちょい待って

「フォローしました! フォロー返ししてもらえますか?」「あなた様の絵が大好きなので繋がりませんか?」みたいな交流を要求するのも、SNS上では困惑する人もいるようだ。

「フォロー返ししてもらえますか?」とリプを送られて「あーごめんなさい、フォローは知り合いだけにしてるんです」と返事しなきゃいけないのって、精神的に負担になるんじゃないだろうか。悪くないのに謝らなければならないので。

神絵師(好きな人)を惹きつけるスキルを磨く

神絵師の素晴らしい絵を見ることであなたは楽しみ、刺激を受け、また勉強にもなる。

もし神絵師と仲良くなりたいなら、神絵師からもらう楽しみや刺激、学びと同等なものを、あなたもまた返せなければならない。

だって、誰も一方的にたかるだけの人とは友達にならないだろうし。

なにも神絵師と対等レベルに絵が上手くなきゃダメ! というわけではない。

これは相性もあるので一概には言えないけど、

何か他の分野で同じくらい刺激を与えられる何かがあれば、お互いめちゃくちゃ惹かれあっちゃうようなこともある。

自分のまわりで、絵を描かない人が神絵師と仲良くなった例として、

  • 複数の外国語が話せて、北米版のセリフのニュアンスを考察している人
  • 薙刀を習っていて、薙刀キャラを描きたい絵師に監修や見学の手引きができる人(一緒に道場に体験入学にも行っている)
  • 海外住みで、海外のキャラを描くときのリアリティを提供できる人
  • 絵は描かないけど、神小説書き

などなど。

こういう交流を見ていると、人って自分が苦手なことや知らないことをたくさん教えてくれる人に惹かれるんだなあと思う。

箱入りのお嬢様で育った女の子が不良に恋しちゃう(またはその逆)みたいな。

ただこれも注意が必要なのは、中途半端なスキルでアピールしても意味がないってことだ。

「英語得意です! 高校生レベルだけど」とか、

「薙刀習ってました! もう忘れたけど」とか、

「あなたの絵に小説を書きます! 下手だけど」とか

では意味がないっていうか、ただの言いたがりの出しゃばりみたいになってしまう。

「自分は今のところまだ、人を惹きつけるようなすごいことは一つもできないや……」という結論が出たら、

"自分もこんなすごい絵を描く人と対等に刺激し合えるように、何か自分のスキルを磨こう"

と、自分にできることを見つけてがんばっていく。

それもまた楽しいんじゃないかなと思う。

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