全身を描けるようになる参考書籍を二冊だけ。一年かけて全部模写する

「人物の全身を描くのが苦手。参考書籍がほしいけどたくさんありすぎて迷う」

「今まで本はいっぱい買ったけど、どれもイマイチで全然うまくならないんだけど! どれを買えばうまくなるの?」

という人向けに【全身を描くためのおすすめ書籍】【二冊だけ】紹介している。

おすすめ書籍は二冊。これを一年かけて"使う"。

まずはおすすめの二冊。

どちらも一度手に取ってみてほしい、定番で有名な本だ。

「もう持ってるけどあんまり役に立たなかったよ」という人には【役に立てる使い方】を紹介したい。

A・ルーミス『やさしい人物画』1976年

「1976年って……なんか古くさいけど大丈夫?」と思うかもしれないけど、それだけ信頼性が高い本で、長い間支持され続けている本だということ。

それに人間の骨や筋肉は数十年やそこらでは変わらない。

この本では主に"人体の骨や筋肉を把握し、正確に描く"ことを目的にしている。

立中順平『たてなか流クイックスケッチ』2019年

アニメーターで、主にスポーツアニメのアクション作画監督をしている立中氏の"クイックスケッチ"本。

クイックスケッチについてはこちらの記事に詳しく書いた。

この本では、"細部にとらわれず、生き生きとした人体の動きを描く"ことを目的にしている。

この二冊を買ったら、かたっぱしから模写してみる

当然ながら、これらの本の中身は全て"プロが、あなたに教えるために描いてくれた絵"

ワークショップで目の前でプロに絵を描いてもらったのと同じ価値があるのに、"それをボサッと見て終わり"ではただの通りすがりの見物人になってしまう。

真似して描いてみなければ何も始まらない。

……ってことくらい、今までたくさん本を買ってムダにしてきた経験がある人ほど分かっていると思う。(自分もそうだった)

なんなら新たに買わなくても、一度読んでそれっきりになっている本があるならそれでもよいです!

じっくり模写して、プロが描いてくれた絵を受け取ろう。

(二冊を一年で、というのは"それくらいゆっくりじっくり長丁場で"という意味なので、自分の好きなペースで。)

模写タイム! 用意するものは洗濯バサミでOK

ところで、本を模写するにはそのページで開いておかなければならない。

ページホルダーやブッククリップが家にある人は使ってもいいけど、なければ洗濯バサミや普通のクリップでも十分。

「ページホルダーをポチったからそれが届いたら模写しよーっと」ではなくて、そこらへんにあるものでささっと留めて、とりあえず始めてしまおう。

※この記事のおすすめ二冊は、どちらもリアルな人間をモデルにしたもので、「私はリアルな絵は描かないし、もっとマンガ絵の練習がしたいんだけど」という人もいるかもしれない。

でもマンガ絵というのは描いた人のデフォルメが入ってしまい、誇張や省略、間違いその人の手癖があるため、ここではおすすめしなかった。

それをそのまま模写してしまうのは"森進一のモノマネをしたいのに、森進一のモノマネをするコロッケのモノマネになってしまう"みたいな感じになるので。

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