毎日絵を描く習慣をつけるため、やる気をうまいこと出していく方法。

「毎日描かなきゃ上手くなれないのに、やる気が出ない……」

「絵を描くモチベーションが上がるコツってないかな」

という人向け、【絵を描くやる気を出す方法】についてまとめている。

絵は、毎日描けるならそりゃ描いた方がいいに決まっているけど、なかなかやる気が起きないこともある。

「サボったら上手くなれない……ただでさえ下手なのに。練習しなきゃ」と焦ることでよけいにやる気がしぼんでしまったりして、「なんかモチベーションが上がる動画とかないかな」なんて長々とネットしちゃったりして。

絵を描くやる気は、根性でなんとかするものじゃない。

絵を描くモチベーションは、他からもらうものでもない。

自分の脳の【側坐核】から出すものだ、ということが脳の研究で明らかになっている。

脳の仕組みを理解すれば、スムーズに毎日絵を描く習慣を作ることができる。

絵以外にも応用できるので、勉強や仕事、家事のやる気が出なくて困ってる人も試してみてほしい。

やる気を出すには【側坐核】からドーパミンを出せばいい

言うまでもなく、人は脳に司られている。

悩むのも悲しむのも、やる気が出るのも出ないのも、全て脳の働きだ。

脳の仕組みはまだまだ全容は研究しきれていないけど、分かってきていることもある。これを利用することでいろいろと生きやすくなる。

やる気を出すには【側坐核】という部分から【ドーパミン】という物質が出れば良いのだ。

「いや、私の悩みはもっと複雑だから、脳とかそういうことでは解決できないことだから……」と思いたいかもしれないけど、悲しいかな、どんな人間もドーパミンが出ればやる気が出てしまうのだ

ぜんぶ脳のせいだ。なのだ。

脳について分かりやすくて読みやすいのはこちら。

側坐核からドーパミンを出すにはどうすればいいの?

これは有名なことなので聞いたことがあると思うけど、

"やる気は、まず始めないと出ない"

脳研究者の池谷裕二氏も「やる気が出ないなんて言葉は、やらない人の言い訳だ」と言っている。

つまり絵を描くやる気は、描かないと出ないのだ。

描き始めさえすれば、5分程度で側坐核が刺激されてドーパミンが出てくる。

これが【作業興奮】という現象で、この状態になれば集中力も増して効率的に取り組めるようになる。

「だから、その5分を始めるためのやる気が出ないんだよ!」

という人のために、いくつか有効な対策を挙げる。

ルーティンを決めておく

「まずはこれをやって、次にこれ」みたいな毎日のルーティンを決めておくこと。

毎日毎日、「絵を描かなきゃ。うーん何からしようかな」といちいち悩んでいると、最初の5分までにモタついてしまい、その分しんどくなる。

だったら、「夕食後にスマホじゃなくタブレットのお絵描きソフトを開いて、画像フォルダに溜めてある写真の模写を1枚だけやる」などと決めてしまうといい。

絵を1枚描くのはハードルが高いな、と感じる場合、丸や直線を描いて手慣らし運動を5分ほどやるのもいい。

丸と直線の手慣らし練習についてはこちらに書いた。

続けやすい環境づくりをする

「毎日これをやろう」とルーティンを決めても、そのルーティンをやるのがめんどくさい、ということもあるだろう。

できるだけルーティンを続けやすくするため、環境づくりも大切だ。

例えば、「いつも絵はPCで描いているけど、起動が遅くてめんどくさい」ということなら、クロッキー帳などのアナログにしてみるとか、タブレットにしてみる。

クロッキー帳もいろいろあるので、お気に入りを見つけるとルーティンに取り組みやすい。(黒いクロッキー帳シリーズもあるのね)

あとは、写真の模写をするなら、日頃からTwitterやインスタを見るとき「おっこれ模写の練習にしよう」とフォルダに溜めるクセをつけておく。

(著作権、肖像権があるので、保存した写真は自分で使うだけ。描いたものをネットに載せてはダメ)

小刻みに目標を立てる

「毎日精密に模写を1枚仕上げる」というのを目標にすると、達成するまでに時間も労力もかかってイヤになってしまう。

なので小刻みに目標を立てることがコツ。

例えば、まずは「手を描くだけでOK。今日のノルマはクリア」というルールにしてみる。

そうすると「ノルマを達成したぞ!」と気分が良くなり、明日も気分よくルーティンに取り組めるようになる。

手帳やカレンダーに印をつけたりすると、達成感が目に見えるのでおすすめ。

また、「手だけならまあ描いてやるか……」と描いているとあっと言う間に5分がすぎて【作業興奮】が始まり、いわゆる"気分が乗ってきた"という状態になると、「手だけと思ったのに全身描いちゃった」「夢中になってたら楽しく描けた」なんてこともある。(こういう経験、誰しもしたことがあるはず。)

ごほうびを用意しておく

当たり前だけど、"やる気"は"報酬"と密接な関係がある。

つまりごほうびを用意しておくとやる気が出やすく、やる気が出るとドーパミンが出てもっとやる気が出るという相乗効果。

「ノルマをこなしたら今週分の録画見よっと」でもいいし、「1枚模写したらチョコ食べよう」でもいい。

または「こうやって毎日がんばって、もう少し全身を描けるようになったら同人誌を作ってみるぞ!」みたいなメンタル的なごほうびもいい。

運動や音楽を聴くのもいいらしい

ドーパミンを出しやすくするには、軽い運動も効果的だと言われている。

絵描きはとかく運動不足になりがち。長時間モニターの前に座っていることで、さらにやる気も出にくいのかもしれない。

あとは好きな音楽を聴いたり、瞑想するのもいいらしい。

またドーパミンのモトである【チロシン】を含む食べ物を摂るのもいい。ドーパミン出したくても材料がないと作れないから。

【チロシン】はアーモンド、牛肉、大豆食品、チーズ、おかかなどに多く含まれているという。

これは「好きな音楽聴いてやる気出てきた!」とか「最近アーモンド食べてるからやる気出るわ〜!」みたいなポジティブ自己暗示にもなると思う。

やる気を出すための工夫が大切

読んでて「よし自分も絵をがんばるぞ!」と燃えてくるような作品はたくさんある。

自分が好きなのは、日本橋ヨヲコ先生の『G戦場ヘヴンズドア』。

でも、いくら熱い作品を読んで心のうちでやる気が燃えても、自分が行動を始めなければ意味がない

行動につなげていくためには、とにかく環境を整えること。

  • 簡単で取り組みやすいルーティンを設定する
  • 記録をつけて達成感を味わう
  • ごほうびや目標を決めておく

我慢して義務感で絵を描くと、とてもじゃないが続かない。

まずはドーパミンの力を借りてエンジンをかけることで、毎日絵を描く習慣に気安くチャレンジみてほしい。

それでもやる気が出ないときは、インプットが足りてないのかも? という記事はこちら。

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