「忙しくて絵を描く時間が取れない……」絵を描く時間を確保するコツ

「絵を描きたいのに、忙しくて時間が取れない」

「最近忙しくて、全然絵を描けていなくて焦ったり罪悪感を感じてしまう……」

という人向け【絵を描く時間をうまく確保するコツ】について。

まず書いておきたいのは、「時間がなくて最近絵を全然描けてない」とかって、焦りを感じたり罪悪感を感じる必要はないということ。

「私の取り柄は絵しかないんだしもっとがんばらなきゃ」とか「趣味って言えるのは絵だけなのにそれすらできてない……」とか思っていないだろうか?

リアル(学校、仕事、家事などなんでも)が忙しかったりそっちに気持ちがとられていたりすれば、絵を描くのが疎かになったって当然だし、リアルよりだいじな趣味なんてない。

「でも描かなきゃどんどん下手になっちゃう!」そんなことはない。ちょっとくらいブランクがあっても感覚を忘れるだけで画力が落ちるわけではない。

その上で、「いやいや、私の場合は単に忙しさにかまけて絵を描くのサボっちゃってるだけだから。時間の使い方をなんとかしたいなと思ってるんだよね……」という人向けに、絵を描く時間を確保するコツについて書いていく。

「忙しくて絵を描く時間が取れない……」絵を描く時間を確保するコツ

こまぎれ時間の"まで時間"で描く練習をしてみる

絵を描くのってとっかかりから完成まで見るとそこそこ時間がかかる。人によっては累計何時間もかける人もいるだろう。

4時間で完成するとして、最初から4時間という時間を確保するのはなかなか難しい。

そこで、こまぎれで描く練習をしてみる。

「ご飯炊けるまでの15分でこのキャラの下書きだけしよう」

「メンテ終わるまであと30分か、色塗りできるとこまでしちゃお」

「お風呂が沸くまで5分だけ反転チェック(デッサン狂ってないか)しよ」

こんな感じで、数分から数十分の時間を確保して少しずつ工程を進めていく。

「お風呂が沸くまで」「ご飯が炊けるまで」「メンテが終わるまで」

この"まで時間"をうまく使うのがコツだと思う。

完成まで一気に集中して作業したいタイプの人にとっては最初はモニョモニョするかもしれないけど、これからどんどん時間も取りにくくなって、言いたかないけど年齢を重ねると長時間作業し続ける体力も無くなってくる。

4時間バチバチに集中できる力もいいんだけど、なるべく早いうちに(年若いうちに)こまぎれでも集中できる練習をしておいたほうがのちのち役に立ってくると思う。(アラフォーの絵描き談)

考える前に取りかかる工夫をしてみる

あと、仕事でしんどかった日なんかは「疲れたなー、今日は絵描くのやめとこうかな、でも毎日描くって決めたし、でもしんどいなー」と迷いが生じることがある。

これを迷ってた時間で描けたんだよね。って後から思って後悔するんだよね。

なので、迷う前に取りかかってしまえるようにルーティンを決めておき、自動でやらざるを得ない状況にしておく。

たとえばデッサン本やクロッキー本を一冊買ったら、「この中のどれを模写練習しようかな」ではなく最初のページから順番に全部模写する。簡単な図もラフも、活字以外は全部、順番に模写すると決めてしまう。何も考えず順番に、全部。やったところまでしおりをはさんでおく。

最近のおすすめは、古い本だけど、模写してて楽しかったのが『基本はかんたん人物画』。

デッサン本だけどなんとなくコミカルでシブい絵柄が好き。(大友克洋っぽいような?)模写しててもクリエイティビティがうずうずしてくる。

クセのない『人物を手早く描く基本』は一貫しておすすめです。

デッサン本ではないけど『人物を描く』はスタンダードな"イラストレーション"。模写をしていて背筋が伸びる感じ。デッサンとイラストの違いがイマイチ分かっていない人にもおすすめ。

あれもこれも買う必要はないので、「この絵柄好きかも」みたいな一冊だけ買って、何も考えず最初から順番に模写していくのおすすめです。

手軽に描ける環境を整えてみる

自分はMacで絵を描いていたけど、起動にもそこそこ時間がかかるし動作も重くなってきてストレスに感じ始め、めんどくさくなってしばらく絵を描かなくなってしまったことがあった。

そこでiPad ProとApple Pencilを買ってみたわけだけど、これはヤバイね、いつでもどこでも絵が描けてしまう……。

YouTubeをだらだら見ていて「あー絵を描くの面倒だな今日はやめちゃおうかなー」と思いながらdockのメディバンペイント(私はメディバンペイントを使っています)をタップしちゃえば、有無を言わさず2秒で準備ができてしまう。

「えー面倒だから今日はやめようかなって言ったのにー」と言いながらもう描き始めてしまえば数十分なんてすぐなわけです。

あと、iPadやApple Pencilは常に充電しておく。

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「iPadは買う予定ないな」という人やアナログ派の人は、コピー用紙とボールペンをそばに常備しておくというのもいい。「今日疲れたし絵を描くのやめとこうかな〜」と言いながらコピー用紙をシュッと一枚出して描き始めてしまう。

自分は厚さ・(紙の)明るさ・コスパの点でコクヨのコピー用紙を愛用しています。

傑作を目指さない

当然ながら毎度毎度"傑作"を目指さないこともだいじだと思う。

特にデッサン本の模写などをする場合。

デッサン=練習なので、「私全然下手じゃん」「こんな下手なのTwitterにアップできない」とか思わない。「うまく描かなきゃ」「Twitterにアップしなきゃ」と思うとハードルが上がってしまう。

「絵が描けない」には別の理由があるのでは?

ここまで書いてきたけど、それでもなんとなく腰が上がらないときってあると思う。

たぶんそれは"忙しいから"というより、"絵を描く気力がそこなわれている"のかもしれない。

Twitterの人間関係がめんどくさくて絵を描いてアップする気にならないとか、そもそも私が絵を描く目的ってなんだっけ? とか。そこへ仕事の疲れがダメ押しとなっているのかも。

「忙しくて絵を描く時間が取れない」と表の理由としては言いながらも、あなたの無意識の中に別の悩みがあるかもしれない。まずはその辺りを優しく探ってあげてください。

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