Twitterアイコンにファンアートや二次創作を使うことの問題点

「アイコンに推し(アイドルとか俳優)のファンアートや二次創作を使うのってダメなの? 肖像権とか著作権に触れちゃうのかな?」

と疑問に思っている人向け【推しのファンアートや二次創作イラストをTwitterアイコンに使うことの問題点】について。

Twitterアイコンにファンアートや二次創作を使うことの問題点

星野源さんが以前ラジオで「Twitterのアイコンに自分の顔写真を使われるのは嫌だ」とはっきり表明したことがあった。

理由としてはこの3点を挙げられていた。

  1. 法律的にダメだから(宣伝になる範囲とならない範囲が曖昧だから)
  2. 公式アカウントと紛らわしいから
  3. その人本人がどんな人なのか分からないから(個性が見えないから)

そのほかにも考えられる理由としては、

  • 権利者のイメージダウンにつながることも
  • ファン全体のイメージダウンにつながることも

こんなことも挙げられるだろう。

他にも、ゴールデンボンバーさんやLDHさんもきちんと公式でガイドラインを出している。

SNSへの写真・動画掲載について、ゴールデンボンバーからのお願い
鬼龍院翔の「プッツンてれび」でお伝えした内容について、音声の聴きとりが難しい方もいらっしゃるため、画像にまとめて掲載をいたします。
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公式がどんなふうに困るのか、どんな気持ちで受け止めているのかを知ることができるし、法律に関しても参考になるので「私の推しじゃないから関係ないよ」と思わずに目を通しておくのがおすすめ。

なお、ここに挙げた星野源さん、ゴールデンボンバーさん、LDHさんに限っては、「自作のイラスト(メンバーのファンアート)は問題ない」とされている。

推しのファンアートを自分のTwitterアイコンに使うことの問題点

「ファンアート(イラスト)を自分のアイコンにすることは問題ない」とする公式は多いようだ。

(もちろん全てではないし「私を描いたイラストをあんたのアイコンにされたくない、気持ち悪い、訴えてやりたい」と思う人もいるのかもしれないけど、それは分からない。)

こういった公式の許諾がある場合、ファンアートをアイコンにするのは権利的には問題ないとしても、問題点が無いわけではない。

そっくりすぎるファンアートは写真のコピーと変わらない問題

よく「写真かと思ったら精密な鉛筆画だった!」みたいな絵ってあるじゃない。

それってほぼ写真であって、推しの写真をそのままアイコンにするのと変わらなくない? という問題。

例えばだけど推しの公式アイコンの写真をそっくり精密に模写してそれをアイコンにした場合、周囲に誤解を生じさせることがある。

特にアイコンなんか小さいので、パッと見ただけだと見分けがつきにくい。

そっくり精密な鉛筆画というのはけっこう誰にでも描けてしまうので、意外と起こりがちなケースだと思う。

「イラストですよ」と分かるような作品にするなり、自分なりの解釈(デフォルメ)を加えるなりするほうがより良いのでは、と私は考えている。

星野源さんが「イラストはその人の表現だから嬉しい」と言っているように、「私にとって推しはこんなふうに見えています」とオリジナリティを加えて表現することで初めて公式側にも想いが届くんじゃないかしら。

推しのイメージダウンにつながることもある問題

私も二次元と三次元に推しがいるけど、Twitterでなんかやらかしてる人が推しをアイコンにしていた場合「うわーやめてくれよ……ファンがみんなこんなのだと思われちゃうよ……」とイヤーな気持ちになる。

政治的なツイートに感情的なリプライをしていたり、公式アカウントに「物販の列ひどすぎ まともに対応して!」とか言ってたり、大手サークルに「通販ないんですか? 行けない人のことも考慮してください」とか言ってたりするアカウントのアイコンが推しの顔だったら……イヤーな気持ちにならない?

また「この人のファンってロクなのいないな……」と思ってしまったりしない?

そうやって、せっせと推しのイメージダウンを促進してしまうことになるのがアタシ怖いの。

二次創作を自分のアイコンに使う問題点

もちろん二次創作に置き換えても似たような問題が起こる。

まず大前提として、

公式が宣伝のキャンペーンなどで配布しているものはOK

× 公式の画像を転載するのはNG

自分でキャラの絵を二次創作したものの可否は場合による

公式の無駄転載は論外として、許諾のない二次創作も法に触れるのは同じ。

詳しくはこちらの記事にも書いている。

法律的な問題はクリアしているとしても、二次創作をアイコンにするのは、その上でさらにいくつか気をつけたいなと思う点がある。

例えば、

  • そっくりすぎる絵柄や構図は公式と紛らわしくなる
  • キャラや作品のイメージダウンになることも

上で述べてきた、"推しのファンアートをアイコンに使うときの問題点"はそのまま二次創作にも当てはまるんじゃないだろうか。

あくまでも私自身の場合だけど、こうしています

これはあくまでも高橋(筆者)の場合なのでルールでもマナーでもないんだけど、

  • 三次元推し用のアカウントは、ファンアートではないオリジナルアイコン
  • 二次元推し用のアカウントは、二次創作アイコンだけど非公開、フォローフォロワーはお仲間のみ

こんな感じになっている。

他の人が見たときどう感じるか問題

三次元の推し(つまり実在する人物)ということは、まかりまちがってご本人の目に触れる可能性もある。他のファンの皆さんの目に触れることも多い。推しのアンチが目にすることだってあるだろう。

推し本人が目にしたら「えっこれ似顔絵? 自分ってこんな変な顔じゃない。ガッカリだな……」と思われちゃうかもしれない。

推しのファンが目にしたら「○○さんこんな顔じゃない、似てない! 不快です!」と思われちゃうかもしれない。

推しのアンチが目にしたら「こいつ○○のファンなのか、さすがくだらないことばっかりツイートしてるわ」と思われちゃうかもしれない。

自分も他人のアイコンにそう思うからこそ「相手にもそう思われるかも」と怖くなるのですけどね。

そもそも似顔絵(ファンアート)って寒いよね問題

もともと自分は似顔絵を描く者なので、"似顔絵(ファンアート)ってホッコリとキモいのあいだにある超絶微妙なジャンルだよね"ということが痛いくらい分かっている。

自分で描いておきながら、それでお金をもらっているからこそ、だからこそ分かっている。

似顔絵って、やっぱり見る人にとっては、どこかゾワッとくるよね。

単に気恥ずかしくて照れちゃう問題

「だってそんな、日常のなんでもないことを呟くときにも推しの顔で呟くことになるじゃない。そんな無理、日常ずっと推しの看板を背負ってなんかいられない!」というのもある。

「ファミマの新製品のこのパンおいしい」とか「うわー田園都市線また遅延してる」とか、そんなツイートを推しの顔でつぶやけと????? ってなる。

できる人も全然いると思うしそれで全然いいと思う。

けど私は照れちゃうし申し訳なく感じちゃうしで無理なので、オリジナルイラストをアイコンにしている。それだけの話です。

法律だけでどうこう言えない問題

「法律的には肖像権や著作権侵害するのでアウト」

「自作のイラストなら許諾しますと公式が言ってくれているからセーフ」

推しの顔(二次元でも三次元でも)をアイコンにするって、それだけの問題ではない。

一人一人が「客観的にこれを見たらどう感じるかな」と少しずつ考えていくしかない問題なんじゃないだろうか。

ジャンルによっても自分の主に所属するクラスタによっても考え方はいろいろだし、もちろん人それぞれ考え方は違う。

なので他の人の考え方をいろいろ聞いて「それは気づかなかった、私も気をつけよう」とか「自分はそこまではしなくていいと判断する」とか、日々SNSに対する自分の考え方をアップデートしていくといいのかなと思っている。

っていうか決まりのない場所なんだもの、より快適にしていくためにはそうするしかないじゃんね。

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