月曜断食で目標を達成できたら、やめ時とやめたあとの食生活について

「月曜断食ってやめどきがわからない」

「月曜断食で自分の目標を達成した!けど、これからはどんな食生活を送ればいいんだろう?リバウンドするの怖いんだけど……」

という人向け【月曜断食のやめどきと、その後の食生活について(書籍にもちゃんと書いてあります)】自分の経験をまとめた記事。

私は二度『月曜断食』に挑戦した。

一度目は、雑な自己流のせいで大失敗。

このときは体重もろくに落ちずただつらいだけで、しかもやめたら即完全リバウンドして「あのつらい数週間はなんだったんだ! 月曜断食なんて全然ダメじゃん! もう二度とやらん!」となった。(勝手な自己流で失敗したくせに。)

二度目は本を熟読して忠実に行った。

5ヶ月でマイナス13kg、3年経った今もリバウンドなし・健康診断オールOKの身体になった。(2023年5月)

「目標体重・目標体脂肪を達成したけど、やめたらリバウンドしそうで怖い……」という人ってけっこう多いと思う。

それについても、ちゃんと書籍に書いてあります。

目標の体脂肪率を達成された方は「体重維持型」メニューで、月曜断食という一生モノの養生法を自分の生活になじませていきましょう。(中略)3カ月目以降は体重維持型メニューを続けてもいいですし(中略)自分にとっての快適な食べ方にシフトしてもOKです。

『月曜断食』

これだけ読むと「えー意味わかんないよ、つまり具体的にはどういうこと?」となるかもしれない。

けど、人それぞれ身体が違うので「具体的にはこれこれこうしましょう」と言い切ることなんてできるわけない。

減量用の基本メニューを続けて目標達成したあとは、自分の身体にとって快適な食生活を自分で作り上げていくことになる。

でもネットで情報を探している人はたぶん「自分にとっての快適な食生活って例えばみんなどうしてるの? どうやったらリバウンドしないの?」みたいな感じで不安なわけですよね。

この記事では、あくまで自分の場合として、

  • 『月曜断食』ベーシックメニューのやめどき
  • 目標を達成したあとでどんな食生活をしているか

について書いていく。

※自分の場合はこれで無理せずリバウンドもなく3年目になりますが、人それぞれ身体が違うので全部を鵜呑みにせず参考程度にとどめてください。

※必ず書籍をきちんと読んで、忠実にやってみてください。

▽私が買って熟読したのは『月曜断食ビジュアルBOOK (文春e-book)』です。

月曜断食のやめどきとは

※このブログで書いている「やめどき」というのは、ベーシックメニュー(月は不食、火〜金は良食、土日に美食)のやめどき、という意味です。

ベーシックメニューから体重維持型メニューに切り替えるタイミングについても、本に詳しく書いてあります。

私の場合は5ヶ月で目標達成(マイナス13kg)だったので、そのあと体重維持型メニューに移行。ベーシックメニューが5ヶ月という長期戦だったこともあり「維持型メニューはまず2ヶ月続けてみよう」という目安でシフトしました。

維持型メニューも本に書いてあるとおり

維持型メニューについても必ず書籍で確認してほしいのだけど、

月曜→不食日(これはベーシックメニューと同じ)

火曜→良食(回復食。これもベーシックメニューと同じ)

水〜金→良食。朝はヨーグルト+果物、昼は好きなもの、夜はおかずのみ。

土日→三食好きなもの。

※一食の量はこぶし二つぶん

「好きなものを食べていい」と言われるとリバウンドしちゃうんじゃないか……数えきれないほどダイエットして数えきれないほどリバウンドをしてきた自分は不安になった。

でもリバウンドはしなかった。3年目の今もリバウンドはしていない。

ポイントは「こぶし二つぶんを守ること」だと思う。

こぶし二つぶんをきちんと守れば、好きなものを美味しく食べることは怖くない。

私の場合は、月曜火曜はメニュー通り。水〜金の良食日だけど、お昼に毎日続けて糖質を摂ると身体が重い気がした(体重が増えたわけではない)ので身体と相談しながら量を調整した。夜も野菜中心の方が体調が良いので、負担のかかるお肉は昼に食べるようにしていた。

維持型メニューのあとは「自分にとっての快適な食べ方」を

維持型メニューのあとについても、本に書いてあるとおり。

3カ月目以降は体重維持型メニューを続けてもいいですし(中略)自分にとっての快適な食べ方にシフトしてもOKです。

『月曜断食』

月曜断食を経験する前の私だったら「自分にとっての快適な食べ方って何? 好きなものを思いっきり食べたいんですけど!?」となっただろう。けど、今の自分の体はきちんと「快適な食べ方」ができるようになった。

私の場合は、正直、体重維持型メニューがかなり自分の身体に合っている「快適な食べ方」なので、基本的にはこれを続けている。

以下はあくまでも「自分の場合はこういう食生活に落ち着いています」ということです。

朝のヨーグルト+果物を継続。

正直、私はあまりヨーグルトが好きじゃなかったので月曜断食を始めた当初は苦痛だった。

でも小岩井乳業の『生乳100%ヨーグルト』が美味しくて美味しくて、毎朝食べるのが楽しみでしかたなくなった。プレーンでもあんまり酸味がきつくなく、コクと甘みがあって果物ともよく合う。

これです↑ けっこうスーパーとかドラッグストアとかどこでも置いてある。

いろいろなヨーグルトをあれこれ試したけど、結局はこれに戻ってきている。

ヨーグルトの味や匂いが苦手な人は、自分の好みに合うものがないかちょっと探してみるのもいいかもしれないです。

良食日の昼。主食を食べるときもあるし、食べない(減らす)ときもある。

例えばトンカツを食べるならキャベツの千切りをどっさり食べたい派なので、物理的にご飯がおなかに入らなくなる。だからキャベツを優先してご飯はパス、もしくは2、3口、とかになる。

良食をあれこれ工夫しているうちに薄味が美味しくなってしまい、そうすると白米を食べるにしても量が減った。

夜は変わらず野菜中心のおかずのみ。

不食日以外の夜は、基本的に野菜中心の消化がいいものを食べている。

納豆や野菜たっぷりの味噌汁、茹で野菜など。

というのは、月曜断食をしてみて「自分はもともと胃腸が強くなくて、肉を食べると消化に時間がかかるな……」ということを知ったから。もしかしたら年齢のせいかもしれないけど。

「お昼ちょっとボリューム少なかったし、タンパク質も足りなかったな」みたいなときは、お腹と相談して卵や魚を食べることもある。

不食日がつらくなくなったので続けている。

本によると、

最低でも月一回の不食日を設けるようにすると、体調の良さを維持しやすいでしょう。

『月曜断食』

「えー、痩せても食べられない日があるの!?」と思うかもしれない。私もそう思っていた。

けど、自分は今でも月に2、3回の不食日を続けていて、それが調子いい。

というのは、自分の胃腸が思いのほかデリケートだということを思い知ったからだ。

ときどき付き合いで外食して脂っこいものを食べたり、甘いものが好きなのでついこぶし二つぶんをオーバーして食べてしまうこともあるんだけど、如実に身体に影響が出てしまう。具体的には、胃が痛くなったり、お通じの調子が崩れたり、むくんだりする。

ダメージを早めに回復させるために不食日を設けているという感覚。

変な話だけど、何も食べない日があるというのは心身がホッとする感じがある。

美味しいものをついいっぱい食べてしまっても、自分に合ったリカバリー方法があればダメージも残らないし、リバウンドもしていない。

「月曜断食が終わったら思いっきり食べるぞー!」ではダメだった

『月曜断食』に失敗した一回目の私は「痩せたら昔みたいに好き放題食べたい! 早く体重落ちろ! そしたらあれもこれも食べてやる!」とそればかり思っていた。

そんな「痩せりゃいいんだ痩せりゃ」みたいに雑で中途半端な取り組みをしていたので体質も変わらないまま、少し体重が落ちたからと言って反動で食べてリバウンドしてしまった。

今思うと、いつもそれが失敗の原因だった。

二回目は書籍の通りきちんとやったので体が変わり、痩せた後の食生活もキープできているんだと思う。

「痩せたら好き放題思いっきり食べてやる!」とか思っていても、いざきちんと身体が変われば好き放題なんて食べられない。胃に入らない。通常、胃の大きさってこぶし二つぶんなんですね……。

自分の経験上、「早く目標まで痩せて昔みたいに思いっきり食べたい! いつになればこのつらい食事制限をやめていいの?」と思っているうちは体も変わっていないし、たぶん「自己流」「ゆるめ」「アレンジ」とか言ってズルして、あんまり体重も落ちていないんじゃないかと思う。

生まれてからほぼずっと太って生きてきた。太っているときは気づかなかったけど、常に体がだるくて体調もすぐれなかった。ため息と「疲れた」が口癖だった。

人生の3分の2以上ダイエットをしていた。0.2キロの増減にも一喜一憂してずっと自分に自信が持てず、楽して痩せる方法があれば飛びついて、リバウンドして、自己嫌悪に陥ることを繰り返してきた。

そんな長い戦いがやっと終わったんです……。

もうめったなことではリバウンドしないと思うけど、これまで雑に扱ってきたぶんこれから体をきちんと管理して、大事にしてあげたい。

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