![](https://bashideza.com/wp-content/uploads/2019/05/17FA9830-364F-4B5A-90B4-9FA4439535D3-1024x548.png)
「古田新太さんの若い頃の写真を見たら超絶イケメンすぎてびっくり! 本当に同一人物なのか……!?」
となったので【若かりし頃の古田新太さんと今の古田新太さんと『俺のスカート、どこ行った?』での女装の古田新太さんを描き比べてみたら確かに同一人物だった】という記事。
自分は学生時代から演劇ファンだったので古田さんのイケメンっぷりはリアルタイムで知っていたのだけど、20年の時を経て若かりし頃のお写真を見たら改めてびっくりした。
(劇場版ポケモンの舞台挨拶にて、古田さんの20年前の写真が公開されて話題になったときの記事)
![](https://contents.oricon.co.jp/upimg/news/20170703/2093366_201707030040768001499068187c.jpg)
リアルタイムで若い頃の舞台を観ていた自分でさえ「どこがどう変化したんだ……?」と混乱したので、今と昔のお顔+ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』での女装姿を描き比べて気持ちを整理してみた記事。
並べて描いてみるとしっかり同一人物だった
個人的には、それなりに顔に年齢が出て変化していくのは人間という生き物の魅力のように感じる。
![](https://bashideza.com/wp-content/uploads/2019/05/53DC476A-DED3-4F0E-8BF1-CA5B9DAAF816-1024x548.png)
描き比べてみると、年齢による顔の変化というのは主にこの2点だと分かる。
- 皮膚がゆるむ
- 毛が薄く、細くなる
「いやウソだー、年齢でもっといろいろ変わるよ!」と思うかもしれないけど、おおもとはこの2点だということです。
皮膚がゆるむことで……
皮膚がゆるむことによって、顔のいろいろな部分の印象が変化する。
皮膚がゆるむとまぶたが下がるので、まず目元が変わる。
人によっては目元がやさしげになったりもするし、まぶたで影になって目がキラキラしにくくなったり(いわゆる目のハイライトが入らない状態)、場合によってはまぶたが下がって視界が悪くなり手術をする人もいる。
古田さんの場合はもともと下がり気味の目元なので変わらないチャームポイントとして残っているけど、若い頃よりはまぶたが下がって小さく細く見えるかもしれない。
あと、輪郭がゆるみ、頰も落ちるのでほうれい線が出たり、いわゆる「たるみ」になったり、口角が下がったりもする。
毛が薄く細くなる
また、毛が薄く細くなるので眉毛やまつげが少なくなり、その分目元の印象がぼんやりとする。
イケオジを描きたいのになんか若くなっちゃうみたいな場合は、眉や髪を黒々と描きすぎていることが多いのかも? と思う。
![【おじさま】を描くコツは、シワではなくたるみを観察して表現すること](https://bashideza.com/wp-content/uploads/2021/11/8DAC7154-62D5-493D-8B6F-815EBB824BCB.png)
![](https://bashideza.com/wp-content/uploads/2019/03/D6FE0FCE-3D5A-4512-81A4-B7EF981CBE56-1024x536.png)
逆に、赤ちゃんもまだ毛が細くて薄いので、赤ちゃんの眉を黒々と描くと「小さいおっさん」のようになってしまったりする。小学生くらいになると眉もしっかり黒々として、力強くなってくる。
![](https://bashideza.com/wp-content/uploads/2020/04/FD21F090-2313-4B4E-A81B-BB04AE517CE1-1024x548.png)
女装姿も描いてみた
また古田さんは『俺のスカート、どこ行った?』で、女性の服装をした男性を演じていた。
![古田新太,俺のスカートどこ行った,若い頃](https://bashideza.com/wp-content/uploads/2019/05/17FA9830-364F-4B5A-90B4-9FA4439535D3-1024x548.png)
女性になりきっているとかではなく、自分の顔をメイクで変えているとかでもなく、かと言って男性がただ女性の服を着ているだけというのともまた違い、しっかり似合わせつつ着こなして、それはただただ「原田のぶお」という一人の人間だった。
これは『家政夫のミタゾノ』のミタゾノさんを描いたときも感じたけど、確かに性別で体つきや顔つきは違うんだけど、何を着たって別にいいよなーと。
年齢を重ねて顔に変化が出ても、一般的に「女性(男性)が着るもの」とされている服を男性(女性)が着ても、描くのは「そのとき」の「その人」なんだよなというのも、似顔絵を描く者として感じました。なんだか元気が出る経験だった。