家政夫のミタゾノに見る性別の描き分け

こんにちは、高橋(@bashideza)です。

「女性を描くのは得意だけど、男性をそれっぽく描けない」という悩みってありませんでしたか?

マンガやアニメで女の子みたいな男子キャラの模写から入ると、成人男性がうまく描けなくなっちゃったり。

まあ私のことなんですけど……。

今回は、『家政夫のミタゾノ』の松岡昌宏さんがどうやって女性らしさを出しているのかについて考えてみました。

当初ミタゾノのキャラは「こんなに大柄な成人男性が女装すると不自然で違和感が強くなってしまい、ドラマの邪魔になるのでは?」と危惧されていたそうです。

でもいざふたを開けてみたら、違和感少なかったですよね。これって松岡さんの演技によるところが大きいですけど、メイクや髪型の効果もあると思います。

そのメソッドをもとに、性別の描き分けについて書きたいと思います。

直線を多く使うと男性っぽさが出せる

松岡昌宏さんはシャープな顔つき、体つきをしています。頬骨の高いところからアゴにかけてなども直線的に描くと男性っぽくなります。

『ミタゾノ』では、髪で輪郭を隠すことで男性っぽさを中和しています。『俺のスカート、どこ行った?』の古田新太さんの髪型もそうですが、頰のラインを隠していますよね。

『俺のスカート、どこ行った?』の古田新太さんを描いてみた記事はこちら。

【俺スカ】古田新太さんを描いてみた【若い頃も】
『俺のスカートどこ行った?』の古田新太さんを描いてみました。たびたび話題になる、若い頃の古田新太さんの似顔絵も。

ふくよかな成人男性でも同じです。いくら丸みがあっても「ふにゃっと柔らかそう」という感じではありません。女性に比べて頰のライン、えらのラインは直線的に描くと男性らしさが出ます。

眉毛を濃く描くと男性っぽさが出せる

眉毛の濃さも男性っぽさが出てしまうためか、『ミタゾノ』では髪で隠しています。(古田さんも同じくです)

眉の太さではなく濃さです。

眉毛はかなり元の人相(いわゆる男顔か女顔か)が出るので、女優さんでも前髪で絶妙に隠している方も多いです。以前深田恭子さんや石原さとみさんを描きましたが、このお二方もそうです。

深田恭子さんを描いてみた記事はこちら。

【似顔絵】深田恭子さんを描いてみた〜石原さとみさんとの共通点とは
深田恭子さんと石原さとみさんには、10代から20代にかけてどんどんきれいになったという共通点がある。二人に共通する「ホリプロメソッド」について考察してみた。

体つき、特に手で男性っぽさが出せる

松岡さんの手はすらっとしていますが男性の手です。

(逆に私は手が骨っぽいんですが、それでもやはり女性の手です)

手の骨格ってプロの絵描きでもウンウン唸りながら苦労して描く部分なので、個人的にはポイントだけつかんでなんとなくそれっぽく描けばいいと思っています。

直線を意識して一回り大きめに描くと、それだけで男性の手らしさは出るのではないでしょうか。

また、伊野尾慧さんも28歳としっかりした成人男性ですが、手は若々しさ、ドラマでのキャラの可愛らしさからスジっぽく描きませんでした。

川栄李奈さんは肩幅をせまくなで肩気味に、指も細く描いています。ちょっと大げさに対比をつけて描くことを意識すると、性別の描き分けがしやすいかもしれません。

ミタゾノさんは肩幅しっかり、姿勢良く、アゴを引き気味に描くと似そう。

服やメイクに頼らず描き分けをしていこう

骨格などを意識せず、髪型や服で描き分けをしていると壁にぶつかると思います。

ミタゾノさんを描くことで、今まで意識していなかった男性と女性の描き分けについて考えるきっかけになりました。

さまざまなキャラクターを描いて、描き分けていくことで、表現の幅が広がるのではないかなと思います。

タイトルとURLをコピーしました