手の描き方のおすすめ参考書籍。イラスト集と写真集を使い分けよう。

「イラストを描くとき、手が上手く描けないから練習したい」

「手を描く練習ってどうやってすれば効率がいいの?」

という人向け、【手を描く練習に役立つ参考書籍】の紹介。

手はとても複雑で難しいパーツ。

つい手を描かずに済むポーズや、手を絶妙に隠せる構図ばっかり描きがちなのではないだろうか。

それだけに、手がきちんと描けている絵は目を惹くし「この絵、上手いな」と見えやすい。

手を練習するだけでも画力が数段上がった感じになるので、手を描く練習、ぜひおすすめ。

この記事では、手を描く練習におすすめの参考書籍について挙げている。

手の描き方を学べる参考書籍。イラスト集と写真集を使い分けよう。

『手のしぐさイラストポーズ集』

手は複雑なパーツで、プロでもまともに描ける人ばかりじゃない。

初心者くらいだと、写真を見ながらもしくは自分の手を見ながら一生懸命描いても、「どこの線を拾えばいいのか分からない……」とか「指の奥行きを描き表せないよ」とか「このシワ、どうやって描いたらいいんだろう?」と混乱してしまう。

なので手っ取り早くそれっぽく描くには、写真よりも手のイラストポーズ集を参考にするのがポイント。

いろいろ出版されているけどおすすめは断然これ、『手のしぐさイラストポーズ集』。

ほどほどにリアルで上手いマンガ絵という感じで、見て真似しやすいのが最大の良さ。どんな絵柄の人でも参考になると思う。

手だけではなく、上半身の動きも付随しているのでポーズ集としてもおすすめ。(手を描くだけじゃつまらないし、作品にならないもんね。)

手を使ったポーズの絵って格好もつきやすく上手くも見えやすいので、これくらい描けると嬉しくなってくると思う。

『加々美高浩が全力で教える「手」の描き方』

「ある程度は描ける。もっと迫力ある手を練習したいんだ」というなら『加々美高浩が全力で教える「手」の描き方』。

プロのアニメーターが無意識にやっていることを、ていねいに言語化して説明してくれているというのがこの本の最大のおすすめポイント。

例えばアタリをとるときに"図形アタリ"と"シルエットアタリ"と"ブロックアタリ"三種類でとる、というコツとか。

実際に手を描いている動画(アタリから影付けまで)も特典として付いてくるほか、資料になりやすい手のポーズ写真も掲載されていて、タイトル通り全力で手の描き方を教えてくれている。

もちろん模写して練習するのも超おすすめ。

こんな熱心な本ってちょっと他にはない気がする。

『人物を描く基本 使える美術解剖図』

美術解剖学の要素が欲しい人には、『人物を描く基本 使える美術解剖図』(作例は女性の体のみ)。

手首はどこまで曲がるのか、指はどこまで曲がるのか、関節はどう動いて爪の向きはどうなっているのか、など美術解剖学的な方向から"手の描き方"が理解できる。

手だけでなくこの一冊で全身をカバーしているので、手の項目のボリュームとしては物足りないかも。(全身をざっくり学びたい人にはちょうどいい)

美術解剖学って少し知っておくだけでも説得力のある絵になるので、合わせて読んで模写練習していきたいところ。

『やさしい顔と手の描き方』

やっぱりおすすめしておきたいのがご存知ルーミス。

『やさしい顔と手の描き方』には、男性の手、女性の手、子どもの手、お年寄りの手と、色々なバリエーションのデッサンが掲載されている。

キャラによって手を描き分けたい人に嬉しい一冊。

美術解剖学的な要素は少ないけど、質の良いデッサンがたくさんなので模写練習にぴったり。

今現在は著作権切れで、英語でよければPDFが無料で公開されている(表紙も英語版なのでちょっと違う)。→無料PDFはこちら

この2冊、ぜひ模写して描いてみよう

「手を描くのが難しい、苦手」という人は、写真や実物(自分の手とか)を見て一生懸命模写して挫折しちゃった……というパターンが多いんじゃないだろうか。

手なんて難しくて当たり前なので「とりあえずなんとなくでいいから手を描けるようになりたい」というなら、写真ではなくイラストポーズ集を模写してみるところから始めると取っつきやすいはず。

ただイラストポーズ集も玉石混交。模写していてフラストレーションが溜まるような書籍(ぶっちゃけ作例が拙すぎ……なもの)も無くはない。

下手なものを何冊も買うよりは、個人的にはこの一冊だなと思っている。

「もっと手の表現に深みを出したい、迫力を出したい」と欲が出てきたなら、次の一冊がこれ。

ただ、どれも読むだけ・眺めるだけではぜんぜん意味がない。

デッサンの作例ひとつひとつ、写真の一つ一つを模写してみることで初めてお値段以上の成果が得られる。

模写すること前提のおすすめ書籍です!

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