
「神絵師にリプをしたいけど、嫌われたり迷惑に思われたくない。どんなふうにリプすればいいのか緊張しちゃう」
「憧れの絵師にリプしたいけどおこがましい気もするし、ためらってしまうな……」
と戸惑っている人向け【まずは自分の下心を確かめてみて!】という記事。
「あの絵が上手い憧れの人にリプしたい、でも私なんかがリプしちゃいけないんじゃないか」とか「神絵師にリプしてるあの人なんなの! そんなに気軽に声かけていい相手じゃないんだからちょっと自粛しろよ!(イライラ)」とか思ってしまうこと、あるんじゃない?
でも"自分より絵が上手い人にリプしてはいけない"なんて決まりはないわけです。
「わあ、すてきな絵です!」とか「この絵のここにグッときました」とか伝えていけばいいわけです。
リプしたいけど緊張しまくって無理! 心臓バクバクしちゃう!
そういう人の中には、ちょっと自意識過剰になっちゃっている人もいるのかもしれない。
「神絵師が私のリプを読んで喜んでくれるかもしれない、喜んでもらいたいな」「憧れの人から返事が来るかもしれない」「私のことを覚えてくれるかもしれない」「私のメディア欄を見てフォロバしてくれるかもしれない」
そう考えるとそりゃあ緊張するし「リプしたいけどどうしようどうしよう!」って心臓もバクバクなるよね。
まず自分の中の下心を確認してちょっと落ち着くと、SNSはもっと穏やかになるよという記事です。
「神絵師にリプしたいけど緊張する、ためらってしまう…」という人へ
緊張したりためらったりするのは"下心"のせいかもしれない。
憧れの人にリプをするときにめちゃくちゃ緊張してしまう、という人って、
「あわよくば返事が欲しい」
「できれば好意を持たれたい。いい人だって思われたい」
「頻繁にリプを送れば覚えてもらえたりしないかな? 覚えてほしい」
「あわよくばフォロバしてもらえたり、友達になったりしたい」
「あわよくばリクエストに答えてほしい」
などなど、その先を考えてしまってるんじゃないかと思う。
つまり、相手に期待をしてしまっているから、期待が叶えられるかどうか、叶えられなかったらどうしようって過剰に緊張するのだ。
テストだって、「赤点じゃなきゃいいや〜」という科目はリラックスして受けられるけど、満点が狙えるような得意な科目を受けるときは緊張しない?
"あわよくばこうなったらいいな"という期待、つまり自分の中の下心に気づくと、ちょっと楽になるんじゃないだろうか。
「自分がこれを伝えたいと思ったからリプする」という気持ちで。
「あわよくば返事が欲しい」というのは、他人をコントロールしようとしているってこと。
他人はコントロールできないんだよねってことを思い出すと、SNSはすごく楽になる。
自分の軸で、自分主導で考える。
「自分がこう伝えたいと感じたから伝える(相手がどうリアクションするかは相手次第)」
というふうにシンプルに考えると、さほど緊張せずリプできるはず。
憧れの人にリプを送るとき過剰にドキドキしてしまう、という人は、自分主導で考えてみるといいと思う。
「それはさておきマナーは知っておきたい」という人は
とはいえ「相手に負担をかけたり、失礼になっちゃうのは避けたい」とはやっぱり思ってしまうよね。
SNSで勝手なマナーを作るのっていやだよね、と私自身は思っている。
ので、あくまでも私が心がけていることについてまとめると、
- 自分のアイコンは初期設定のままにせず、フレンドリーなものにしておく
- プロフィール欄に自己紹介を書いておき、怪しくない人にしておく
- 相手のプロフィール欄をざっと確認し、いやがることはしない
こんなかんじ。
以前、デフォルトアイコンで「監視用」というユーザー名のアカウントにフォローされて「こわっ」と思ったことがある。
あとユーザー名が「うつ気味@毒吐きます」とか無闇にネガティブだったり「○○に反対します誰々は辞任しろ」みたいに政治や思想丸出しだったり、そういう人からリプ来たら戸惑う人もいると思う。私もちょっと戸惑う。
なので自分は「怪しい者ではないですよ」ということを示すために、アイコン、名前、プロフィール欄には気をつけている。
SNSのマナーなんてせいぜい、自分がされたらいやだな、気持ち悪いな、と感じることはしない。それだけ。そこが難しいんだけど。
だって他人はコントロールできないのだから。
「感想の送り方のマナー、あえて言うならこんなかんじ」という記事はこちら。
※これはあくまでも私が自分の経験上、自分の中で確立してきたマナーであって、結局はそれぞれ自分の中で確立していくしかないと思う。
自意識過剰に気づいて、自分主導に戻すこと
「相手にこう受け取ってほしい」「相手にこうしてほしい」と考えると、どうしても自意識過剰になって緊張や不安が増す。
そういうときは「自分はこう感じた」「自分はこう伝えたい」と、自分主導に戻すよう意識してみるといいかも。
憧れの絵師にリプするときも、「(私は)この人の絵のここがステキだと感じる」「(私は)こういう表現がすごいと思った」「(私は)この人の絵のこういう部分が好きで憧れる」と、"私は"と主語を大切にすることで、意識を自分主導に戻せる。
他人はコントロールできない。
相手がどう感じるか、どう反応するかは相手次第。
だから期待しない。
そこを割り切るとSNSってもっと楽に使えるし、実生活でももっと楽になるんじゃないかと思う。