私がYouTubeで大食い動画を見始めたのは、谷やんこと谷崎鷹人さんの6.5キロのイクラ丼がきっかけ。
調理の丁寧さ、シャイな語り口、そして出来上がった料理を美味しそうに食べる様子が好きなのだ。
本日は動画を見ながら、谷やんさんの似顔絵を描いていこうと思う。
大食い選手のアゴに注目して描く
谷やんさんを描くにあたって「大食い選手のアゴは本当に発達しているのか? 」ということも考察してみたい。
最初のイメージにとらわれすぎない
描く前の印象は、こんな感じ。
- 眉毛が鋭く上がっている
- 痩せている
- 髪で目が隠れている
しかしこの初見の印象にとらわれるといつまでも似ないので、まっさらの状態で観察をし直す。
※描いても描いても似ない、という場合、実物をよく見ずに自分のイメージに引っ張られていることが多い。
とりあえず10回描く方法
今回は、とりあえず10回描いて特徴を掴んでいく方法をとる。
似顔絵でもなんでも、一つの絵をああでもないこうでもないといじり回すのは迷宮に入りがち。
そうではなくて、とにかく10回描く。(10人の谷やんさんができる。)
1、正面顔を描いてパーツの配置を確認
2、横顔を描いてエラや耳の形を確認
3、口を開ける「サムネ顔」
5〜7、斜め横顔で髪や顎のバランスを見る
8〜9、正面顔だとやっぱり特徴が描ききれないな
10、完成
2を描いた時点で、エラとアゴがしっかりとしているのが分かった。
谷やんさんのあの行動の意味が明らかに
2回目、3回目と違う場面の表情や横顔を描いていくと、髪の量の多さにも気づく。
谷やんさんはすごく髪が多くて、前に流すようにいつもきちんとセットしている。こうしないと広がってしまうんだろう。
よく調理後にシャワーを浴びて「セットするのが面倒なので……行儀が悪くてすみません」と帽子をかぶっている理由が判明。
確かにこの量をセットするには時間がかかりそう。
彼がめんどくさがりなわけではないのだ。
細かい似せポイントを見つけて仕上げ
描いているうちに、皮膚が薄くて口の脇にシワがよるのを見つけた。加齢によるものではなく、痩せていて顔が小さい人独特のシワである。
これは谷やんさんっぽさを出すための重要な「似せポイント」だと思ったので使っていくことに。
また、動画の時期によっては髪型に変化がある。
どの髪型をどの角度で描くと、いちばん谷やんさんぽいか? と試行錯誤していく。
動画によってはメガネをかけているけれど、もとの目が優しい感じなので黒縁でかっちりした印象に。ご本人もそういう意図でしっかり目のフレームを選ばれているのかもしれない。
若い頃の藤森慎吾さんも、優しい目を黒縁メガネで隠していたのでは? という記事はこちら。
そして完成がこちら。
いつもモノクロの衣装が多いので、シンプルなシャツ姿が“らしい”かなと。あと、肌がが白いので塗らずに残し、色白感を強調。
後ろの髪が長めなのも特徴的なので、ここを描くとぐっとそれっぽくなる。
あとヒゲを描くときは、等間隔で線を入れると汚らしくならない。
大食い選手はやっぱりアゴが発達している
谷やんさんはよく「自分はアゴが異常に発達している」と言っているけれど、「そんなでもないでしょ?」と感じる視聴者さんが多いと思う。アゴと言っても顎関節なので、発達するとアゴではなくエラに現れる。
「アゴが発達している」というとクッキングパパの荒岩一味のような感じを想像してしまうんじゃないかな。
他の大食い選手のアゴも注目してみる
女性の大食い選手でも、アゴはやはりしっかりしている。
ロシアン佐藤さん、ギャル曽根さん、三宅智子さんなども、みなさん顎関節がきれい。
でもエラは横にではなく奥へ張っているため、ぱっと見は顔に影響を及ぼさないのだ。
同じく大食いロシアン佐藤さんの似顔絵はこちら↓
大食い、早食いにとってアゴはかなり重要なファクター。
大食いのルーキー選手の実力を見定めるには、アゴに注目するといいのかもしれない。
ライフスタイルによって骨格に違いが現れることは、意識して描くと良さそう。