【似顔絵】鼻をデフォルメして描くコツは、鼻すじ・輪郭・小鼻

「人間の顔を描くときに、鼻が苦手……」「どうやってデフォルメしたらいいのか分からない」という人向け、【鼻をデフォルメして描く方法】について。

人間の顔を描いていていちばん難しいのが"鼻"ではないだろうか。

特にデフォルメ絵の"鼻"は悩みどころだけど、コツは"鼻すじ・輪郭・小鼻"をつかむこと。

TOKIOの松岡昌宏さんを描きつつ、鼻のデフォルメについて解説していく。

松岡さんの鼻の特徴と、描くときのポイント

松岡さんの鼻は、当たり障りのない「いわゆるアイドル」という感じではなく、小鼻が張っていて野性味がある。

チャームポイントにして最大の「似せポイント」だと言えよう。

女装なのは家政夫のミタゾノを観ていたため

まず画像や映像(ドラマ『家政夫のミタゾノ』を観ながら描いた)で、鼻の特徴を観察する。

鼻の特徴の押さえ方のポイント

鼻は何とも複雑な形で、特徴を押さえようにもどこを見ていいか分からなくなりがち。

見るべきポイントは、

  • 鼻すじの太さ
  • 正面からの輪郭(アウトライン)
  • 小鼻の張り、角度

松岡さんの場合は、

  • 鼻すじ:広くてなだらか
  • 輪郭:横に広がらない
  • 小鼻:斜め上に張り出す

こんな感じ。

特徴を押さえたら、線を減らしていく

特徴を残しつつ線を減らしていく。

小鼻の張りと上がり具合、口にかけての人中の深さを意識して残した。

違和感なく、なんとなく似てる雰囲気の似顔絵になったんじゃないだろうか。

さらに線を減らす

輪郭(アウトライン)だけでとらえてみると、かなり線が減らせる。

似た感じの鼻だと、南海キャンディーズの山里亮太さん。

南キャン,山里亮太,山ちゃん,結婚

彼の鼻も鼻すじと小鼻で似せることができる。

鼻の穴を描いた方がいいか、描かない方がいいか

鼻の穴は、それが特徴として目立つ人の場合はしっかり描き込むほうが雰囲気が出る。

(正面から見て鼻の穴が目立たない人は、省略した方が似やすく、描きやすい)

例えば、内野聖陽さんは鼻の穴をしっかり描いた方が似る。

内野聖陽,きのう何食べた?,似顔絵,鼻の描き方

あとは前澤友作さんは鼻の穴だけ描くと雰囲気が出る。

鼻を描くときのコツは"一息で思い切って描く"こと

「鼻だけ描けない」という人って、苦手意識から迷い線で描いていることが多い。

誰の鼻でもそうだけど、鼻だけ見るとなんともみょうちくりんで、描いてて不安になりやすいパーツ。

「こんなおかしなパーツを描いて私の絵は変にならないだろうか?」とおっかなびっくりになってしまう。

大丈夫、鼻はそういうみょうちくりんなパーツなので。

描くときは鼻だけ見るんじゃなく、全体を見るようにして、「勢い」で描く。

おそるおそる描いていると、脳がゲシュタルト崩壊を起こし、余計に描けなくなるので。

・線をモタモタさせたり止めたりせず、一息に描く

・一度で似せようと思わずに、何度かUndoをして数パターン試す。

私も鼻を描くときは、描いては取り消し、描いては取り消しで5回くらい試行錯誤して決めている。

「上手く描けないから、鼻を省略しちゃダメ?」

「バランスを見て不要だと判断したため描かない」という省略ならいいけど、「鼻が難しくて描けないから省略する」というのはおすすめしない。

鼻は顔の中心なので、それが省略されるとなんともマヌケな仕上がりになってしまうからだ。

また、バランス的にあったほうがいいのに省略してしまうと、「この人鼻描けないんだな……」という感じがありありと出てしまう。

これがつまり「逃げのデフォルメ」というやつだ。

省略するのは楽だけど上達しないし、「逃げのデフォルメ」と思われてしまうので、自分は安易に省略しないようにしている。

鼻を観察・デフォルメするコツ

鼻は三角すいの形なので、いろいろな角度から観察しよう

鼻は立体、三角すいの形なので、正面の写真だけじゃなく、横からとか斜めからのも合わせて観察するとつかみやすい。

なので、できれば映像で観察したほうが、いろいろな角度から正確にとらえることができる。

「よく見て描いてるのに似ない」という人は、一枚の写真だけをじっと見て描こうとしていることが多いように思う。

小学生の図工で「よく見て描きましょう」なんて言われるけど、一枚の写真をじっと見るんじゃなく、「いろいろな方向から観察しましょう」というのが正しいのだ。

太い線を使ってみる

また、太い線を使うと線を省略せざるを得ないので簡略化しやすく、少ない線で特徴を描く練習になる。

「どうしてもデフォルメが苦手!」「どの線を省略すればいいか分からない」という人には試してみてほしい。

「自分の絵って個性が薄いなー」なんて思ってる人も、太い線を使ってみることで思わぬ味が出たりする。

デフォルメ鼻を描くためには、鼻の引き出しを増やす

手っ取り早く「上手く」「それっぽく」似せたいならば、リアル似顔絵のほうが早いし、リアル絵の方がごまかしやすい。

見たまま描けばいいし、創意工夫の苦しみや手間が省ける。

しかしデフォルメ絵は線が少ない分、ごまかしが効かず、似せるのも難しくなる。

「それでもデフォルメしたい!」という人は、自分の中の鼻のパターンの引き出しを増やすことがポイントだと思う。

たくさんの顔を見比べないと違いは分からないので、テレビで映ったタレントの鼻をじっと見たり、道行く人の顔、電車の中の人の顔をじっと見たりして、「この人の鼻を描くならこんな感じかな」と頭の中で、または実際に描いてみる。

「あれ? 山ちゃんの鼻って松岡くんの鼻と共通点があるな」などと関連づけられるようになると、ぐっと楽に特徴をとらえて描けるようになると思う。

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