【小学校まで】賞をもらえる絵の描き方を教えます。【写生大会】

「小学校で絵のコンテストがあるけど、どう描いたら良いのか分からなくて戸惑ってしまってとても苦になる……」

「絵に苦手意識がある子どもに何かアドバイスをください」

という人向け、【たぶん必ず賞をもらえる絵の描き方(ただし小学校くらいまで)】を教えます。

「私の息子が絵が下手で……どうすればいい?」みたいな相談をたまに受けることがあるんだけど、「何様なんだおまえは。勝手にあなたが子どもの絵を上手いとか下手とか決めつけるべきではない。」と言ってやりたいのが本当のところ。

ただ、賞を獲りやすい絵の描き方というのはある。

この記事では、

  1. 賞をもらえる絵の描き方
  2. もちろん大人にも応用できます
  3. 逆に言えば絵の賞なんてその程度だよってこと

こんな感じのことを書いていく。

【小学校まで】必ず賞をもらえる絵の描き方を教えます。【写生大会】

自分の小学校では毎年写生大会があったんだけど、1年生から6年生まで賞をもらい続けていた。

これはドヤっているわけじゃなくて、途中から「こういうふうに描けば賞をもらえるんだな」ということを分かって狙ってやっていたのでただのチート技。

ただしさすがに中学生以降はこのチートテク"だけ"では通用しなくなるので、小学生程度までのこととして聞いてください。

大きく描く(はみ出す)

絵の上手くない人、いわゆる"画伯"の絵はなぜか画用紙に対して極端に小さく描くよね。

あと、上手すぎる子どももやけにこぢんまり描きがち。

けど小さく描くと見えづらいし迫力がないし自信なさげに見えるしで、良いことが一つもない。

対象の一部がはみ出るくらい大きく描くのが、賞をもらう最大のコツ。

例えばシカを描くなら、ツノがもりもりしていて全部画用紙に入りきらず、ツノの先がはみ出しちゃうくらいに描く。

全部を画用紙にきちんと収めるより格段に迫力が出る。

こぢんまり、小上手くまとめてしまうと、いくらそっくりに描けても賞はもらえない。

必ずどこかがはみ出すように描くと良いです。

強調したい部分を細かく描く

あと、強調したい部分だけを重点的に描き込むのもポイント。

例えば木々に囲まれた神社を描く場合、描きたいものは神社で、まわりの木々は背景。

こういう場合は神社だけ重点的に描き込むことで、そこに視点が集中する。

神社の中でも特に瓦屋根とか、しめ縄とか、さらにポイントを絞ってそこだけ重点的に描き込むようにするとさらに良い。

そのほかはサラッと描く。

「え、そんなことしたら絵全体のバランスがおかしくなっちゃわない?」

バランスは悪い方がいいのです。

「私はここが描きたかったんです! この絵のテーマはここなんです!」ということをアピールすることができる。

固有色以外の色を使う

賞をもらえない絵のポイントは、ベタ塗り。

例えば木の幹を塗るのでも、よく見るとさまざまな色が混じっているはずだ。

「いや、一色に見えるけど……」

うん、一色に見えるけど、「よく見るとさまざまな色が混じっているはずですよ〜?」って先生は言う。絶対言う。たぶんその先生にも見えてないけどね。

なので茶色に他の色をちょいちょい混ぜながら、ベタ塗りにならないよう少しずつ塗る。

空の青を混ぜたり、葉っぱの緑を混ぜたり、神社の赤を混ぜたりして木の幹を塗っていく。

もし「なんで木の幹のここ赤いの?」と聞かれたら「神社の屋根の赤が反射して、赤が混じって見えたからです」と言えばいい。

「そんなふうに塗ったらへんだよ、ムラになっちゃうよ」

へんなほうがいいんです。

ムラになる方がいいんです。

「自分にはこう見えた、自分にはこう感じた」ということをアピールすることができる。

大人にも応用できるコツです。

上に挙げてきたポイントは、もちろん大人が絵を描く上でも応用できる。

というか、絵を描く大人はみんなこれを無意識にやっている。pixivのランキング上位のイラストでもよく使われている。

例えば、対象の一部がはみ出すような描き方は構図の基本だし、見てほしい部分を集中して描き込むことで視線を集中させられる。つまり、テーマがはっきりして目を惹く絵になる。

また、固有色以外を使うことで絵のバランスを整え、見栄えをよくするのもよくあるテクニックだ。

子ども向けに言うと、

  1. はみ出すくらい大きく描こう!
  2. 強調したい部分だけ細かく描き込もう!
  3. ベタ塗り厳禁! 色を混ぜよう!

ということになる。

こうして見ると、"上手い絵を描くコツ"というのは子どもも大人も基本は変わらないってことになる。

けど、大きくはみ出して描きさえすれば賞をもらえた小学生とは違い、中学生以降になると「正確に形が取れているか」とか「全体のバランスが整っているか」とか、評価にさらなる高度な要素が加わってくる。

pixivだってはみ出してでっかく描けばランク入りするかっていうとそうじゃないし、さらに顔が流行りのタッチだったり見る人の好む服を着ていたりしないと、たくさんのいいねは集まらない。

年齢が上がるにつれ、絵に対するハードルって高くなってしまう。

絵に対する苦手意識なんか持たない方がいい。

絵が苦手って自分で思い込んでしまっている人って、小学校のときに勝手に自分で決めつけちゃってる人が多いと思うの。賞をもらったことがないからとか、親に下手って笑われたとか。

だから、小学生のうちにもらえる賞はバンバンもらって、得意意識を持っておくと得だよね、というその程度の話です。

賞を獲るためにこんなふうに描きましょう、というわけじゃなくて。

小さい頃に絵で賞をもらうと「絵を認めてもらった! 自分は絵を描くのが得意だから楽しい! 絵を描くのが好き!」という成功体験になるので、中学生、高校生、大人になっても自信を持って絵を描き続けることができる。

「自分は絵が得意だぞ」という思い込みで、人とは違うエンジンを積むことができるのだ。

もちろん引き続き練習をしたりと努力は必要になってくるけど、違うエンジンを積んでいることで人より苦になりにくい→努力を続けやすい→努力が実を結びやすい。

あと、もし「自分は絵が苦手なんだ、だって賞もらったこともないし」と勝手に思い込んでいる人がいるのなら。

「小学校の絵の賞なんてこの程度の基準ですよ〜〜!! 上手い下手なんか見ちゃいませんよ〜〜!! デカくはみ出して描きさえすれば賞をもらえる、それだけの話ですよ〜〜!!」

と言っておきたい。

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