【イラストの仕事に向いている人とは】絵の上手い下手より大事なこと

「絵を仕事にしてみたいけど、自分が向いているかどうか分からない……」

「イラストの仕事に向いている人ってどんな人? すごく絵が上手くなきゃダメなんでしょ?」

と疑問に思っている人向け、【イラストの仕事に向いているのはこんな人です】という記事。

「イラストを仕事にするなら、すっごく絵が上手くなきゃダメなんじゃない?」

とか、

「センスがめちゃくちゃ良い人じゃないと絵を仕事にできないのでは?」

と思うかもしれない。

けど絵を仕事にするのなら、実は絵の上手い下手とかセンスがどうこうよりもよっぽど大事なことがあるよ、ということについて書いていく。

【イラストの仕事に向いている人とは】絵の上手い下手より大事なこと

時間や期日を守れる人

まず、時間や期日が厳守できる人。

これはどんな仕事でも当たり前、社会ってそういうもの。

クリエイティブな業種だって同じ、というかむしろ重視されていると思う。

依頼人にしてみればラフだって直しだってなるべく早くしてほしいので、とにかく仕事の早い人は重宝される。(クオリティも伴わなければいけないけど。)

「俺はクリエイティブなことしてるんだからアイデアが降りてくるまで待ってくれよ」とか「納得いかないから最初から作り直します」みたいな芸術家気質の勘違いちゃんがたまにいるけど、仕事でやっていく以上それでは成り立たない。

むしろ「自分はルーズでだらしないから普通に勤めるの無理っぽいし、イラストの仕事をしたい」なんて思っているならもってのほか。

仕事はどれも締め切り厳守・時間厳守ができなければ成り立たないし、イラストの仕事だって例外ではない。

デザインが遅れるとあとの工程に全部めちゃくちゃ迷惑かかるからね……。

ビジネスの基本、ホウレンソウができる人

これもまた当たり前なのだけど、いわゆるクリエイティブな業種でもビジネスの基本は必要。

進捗をメールで報告したり、ハッキリしない点はきちんと確認し、もし行き違いがあればすり合わせを行う。

いわゆるホウレンソウができる人。

メールでのやりとりが多いので、ビジネスメールのやりとりに慣れておくとかなり楽。

なお必要なのは枝葉末節のマナーよりも"なるべく正確に伝えられる文章力"だ。これもコミュニケーション能力と言える。

「自分はコミュ障だから普通に勤めるの無理っぽいし、イラストの仕事がしたい……」というならそれはとても見当違い。

イラストの仕事って相手のイメージを汲まなければならないし、すり合わせるべきことはあとからあとから湧いてくるし、交渉もできなきゃいけない。むしろコミュニケーション能力が問われる仕事だと思う。

これはやっていくうちにある程度鍛えられていくので、「私コミュ障だけどがんばってコミュニケーションしてイラストの仕事をやっていくんだ!」という覚悟さえあれば大丈夫。

Adobeのソフトが使える人

イラストの仕事をしたい、という人で「アナログでしか絵を描いたことない」なんて人はいないと思うけど、業務となるとAdobeのソフトが使えないと厳しい。

現場ではまだまだAdobeが主流なので。

PhotoshopとIllustratorは最低限使えるようになっておくほうがいい。

きちんとコミュニケーションし、相手のイメージを形にできる人

上でも述べたように、イラストを仕事にするにはコミュニケーション能力が必須。

ビジネス上のやりとりを行うだけでなく、相手がどんなイラストを描いてほしいのかを汲み取ったり、相手の形にできないイメージを言葉で引き出したり、「それは難しいので別のこういうイメージはどうですか?」と提案をしたりできなければならない。

絵の仕事の本質的な部分でも、コミュニケーション能力が問われてくるのだ。

イラストの仕事をする上でどんなコミュニケーションが必要かということについては、この記事に詳しく書いている。

クラウドソーシングなどでも絵の仕事を経験できる

「そんなこと言っても私は絵の仕事なんて未経験だし、きっかけがないよ」という人も、最近ではクラウドソーシングという働き方がある。

自分の場合は企業から委託される形でイラストの仕事をさせてもらいつつ、クラウドソーシングでもサブ的に仕事を請けるという感じ。

クラウドソーシングでいろいろな依頼人と関わったことは、主にコミュニケーションスキル的にメインの業務にかなり役だった。

依頼人によって仕事の進め方や要求もいろいろ、連絡の頻度もいろいろ、意思の疎通具合もいろいろ、請求書の書式もいろいろで、かなり鍛えられる。

いろいろな依頼人とまずは仕事をしてみることで、イラストの仕事に必要なコミュニケーション能力や感覚も掴めてくると思う。ある程度は慣れなので。

もちろん、イラストやデザインの引き出しは多い方がいい

じゃあ時間厳守でAdobeソフトが使えてホウレンソウさえできればいいかというと、まあもちろんそういうわけではない。

日々イラストやデザインの能力も底上げしていかなければ、新しくモノを生み出し続けることはなかなかしんどいだろうと思う。

業務のスピードに自分の実力が追いつかなくなると疲弊するし、まわりの評価に自分の実力が追いつかなくなって盗作騒動を起こしてしまう例も少なくない。

イラストが独学だったりノンデザイナーならよけいに、自分のできる範囲に仕事の量をセーブしつつ、少しずつできることを増やしていくことが必要になる。

述べてきた通り、ある程度のレベルさえあれば絵の上手い下手は二の次。

逆に「すっごく上手いから締め切りを破っていい」「すっごいハイセンスだからホウレンソウできなくていい」というわけでは決してない。

このへんを誤解している人が意外と多いんじゃないかと思う。

まずは社会人として信頼されるふるまいができること。

これが、イラストの仕事に向いているタイプの人だ。

(記事ひとつ使って当たり前のことを延々と述べてしまったけど、誤解が多いと思うので敢えて記事にしてみた。)

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