「もっと絵描きのフォロワーさんと絡みたい、仲良くなりたい」というとき

Twitterでもっと絵描きのフォロワーさんたちと仲良くしたいけど、なかなか絡めなくて寂しい

自分だけ絡んでもらえなくて寂しい……交流苦手だなあ……

と悩んでいるおとなしい絵描きさん向け【絵描きのフォロワーさんたちと交流するとき、私がやっていること】についての記事。

フォロワーさんと仲良くなるために私がやったこと

まずは自分の絵を描く

そもそも自分は、絵を描くためにTwitterを始めたんだった。

そもそもどうして絵を描こうと思ったかっていうと、言葉での表現が苦手だったり、空気を読みすぎて人の輪に入っていけなかったりするから、それを補う手段として絵を描き始めたんだった。

なのに文字だけのSNSという世界で全く知らない相手に絡んでいくなんて無理ゲーすぎる。

「交流しなきゃ」「仲良くならなきゃ」と焦ってしまうあまり、自分はそれを忘れてしまっていた時期があった。

自分は幼稚園の頃から社会人になっても、"絵を描くことで自分に興味を持ってもらう"という交流方法をずっと続けてきたのだ。孤独の中で描き続けていくのは最初はしんどいし、「いいトシの大人が交流が苦手だから絵で語るってどうなんだ」という気もするけど、でもがんばってむりやり言葉にするより、よっぽどなんとかなってきた。

だからTwitterでも、まずは自分の絵を描こうと思った。

そうするとやっぱり誰かが自分の絵に興味を持ってくれたり、いいねをしてくれたり、声をかけてくれたりというふうになった。Twitterでも、いつもの、自分が求めているしみじみとしたつながりができていった。

【いいね】をする

自分は誰かの絵や呟きにいいねをするのが好きだ。

「きゅうりの塩揉みおいしい」みたいな、特に何でもないツイートに対して「あー分かる、きゅうりおいしいよね!」という気持ちを伝えたくていいねをする。

自分も「きゅうりの塩揉みおいしい」みたいな、なんでもないツイートにいいねをされると「ね! きゅうりおいしいよねー!」とうれしい気持ちになるから。

これってりっぱなコミュニケーションだと思う。

簡単なリプライをしてみる

自分は、RTして「このイラストのここが好き」とツイートしたりする。でも勇気が出るときやどうしても本人に伝えたいときは(一年に一度くらい)リプライで伝えることもある。

  • まずは自分の絵を描く
  • いいねをする
  • 簡単なリプライをする

「で? それのどこが交流できてるの!?」と感じるかもしれないのだけど、自分はこれでじゅうぶんに関係欲求を満たせている。もし「交流ってどうすればいいのか全然分からない」という人は、これくらいのことから始めるだけでも何かのきっかけになるんじゃないかと思う。

自分が今まで使ってみたことがあるハッシュタグ

自分が今まで使ってみたハッシュタグは「#フォロワーさんの推しを描きたい」。

純粋にいろんなジャンルのイラストを描きたかったというのがあったので、フォロワーさんからリクエストが集まらなかったときのことも考えて「#フォロワーさんの推しを描きたい、けど埋まらなかった分は自分の推しを描きますよ!」みたいな感じで。

結果的にはじゅうぶんリクエストをもらえて、いろんなジャンルのイラストを描けたのが面白かった。自分の練習にもなるし、楽しかった。

でもこれで別に仲良くなったとかはなかった。ふだん「きゅうりの塩揉みおいしい」みたいなツイートをいいねし合うフォロワーさんのほうが、よほど親しみを感じている。

結局は絵と絵で仲良くなれるんだと思う

「交流しなきゃ」「絡まなきゃ」「仲良くしなきゃ」みたいに焦った時期もあったけど、それって特に楽しいものでもないなと自分自身は感じた。中学のときに新しいクラスで仲間外れになるまいと一生懸命友達を作ろうとしていたような、むなしさに似たものがあった。

絵描きと仲良くなるのって、うわべの「絡み」とかじゃなく、結局は絵と絵なんじゃないか。

SNSって「解釈が合う誰かと縁ができたらいいな」とか「絵で分かり合える人と出会えたらいいな」とか、ゆるい感じで絵描き友達をゆるく探し求めていくことができる。自分はそれが心地いいと感じている。

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