
「ワンドロ、私もやってみたいけどなんとなく不安で二の足を踏んでしまうな……」
「ワンドロに参加するとき、どんなことに気をつけたらいいんだろう?」
という初心者の人向け【ワンドロに参加するときの注意点、これだけ気をつければ大丈夫なので楽しくまずはやってみて!】な記事。
ワンドロ(お絵描き60分1本勝負)というイベントがTwitter上で開催されているのを見かけたことがある人も多いでしょう。
「もっと絵が上手くなったら、いつかワンドロに参加したいな……」とか「今はまだ二次創作初心者でルールとか怖いしワンドロなんて無理……」みたいに二の足を踏んでいる人がいたら、「いつかじゃなくて今やっちゃいなよ!」と言ってあげたい。
だって、そのジャンルがいつまであるか分からないのだから。
ジャンルのはやりすたりは早い。今は人がいっぱいいてキャラごとにワンドロがバンバン開催されていても、全盛期より必ず人は減っていく。
大縄跳びのようにタイミングを見計らっていたらいつまで経っても飛び込めない。
私もそれで何度かジャンルを見送ったことがあるので……。
今好きなジャンルがあって、今描きたいキャラがいて、今ワンドロが開催されているなら、ぜひ参加してみてほしい。
※二次創作初心者でルールが怖い、まだよくわからない、という人向けの記事です。熟練者にとっては当たり前のことしか書いておりません。
ワンドロに参加するときの注意点、これだけ気をつければ大丈夫
特に二次創作の場合、暗黙のルールが多くて不安になるのも分かる。
なのでまず大前提として、主催者の注意書きをきちんと読んで守ること。(みんな意外と読まない)
ワンドロというのは必ず主催の人がいる(もしくはワンドロ運営用アカウントがある)ので、そこでなされる注意書きをきちんと読む。別途注意事項の記事を書いてリンクを張っていることもあるので、アカウントのホームを確認する。
ただ、「これくらいわざわざ今さら言わなくてもみんなわかってるよね」という判断で細かいことまでは書いていないこともある。
そこに経験の浅い腐女子が突っ込んで大事故(たまに見ますよね)、
経験豊富なはずの古の腐女子が最近の風潮について行けずに大事故(これもよく見ます)、
と、こういうのを避けていこうという、初心者の方向けの記事です。
腐要素がある場合は、検索避け対策をする
意外とこのへんをまだ知らない人や知っていても無頓着に見える人も多いので、今さら感はあるけど書いておこうと思う。
いわゆる腐要素のあるワンドロに参加する場合は、一般(腐っていない層)から検索されないように、ツイート内に固有名詞(キャラや作品名)を書かないこと。
もし参加者のうち1人でもキャラ名や作品名を書いてしまうと、そこから芋づる式にハッシュタグをたどられてしまう。
そうすると主催の人や参加者のみんなに迷惑がかかったり、ワンドロ自体が無くなったりしてしまうこともある。
「BLくらいいまどき普通じゃん、コソコソする必要ある?」というノリの人もいるかもしれないけど、そもそも二次創作自体が著作権法に触れているんだということ。
そして二次創作を嫌う人もいるということを頭の片隅に置いておきたい。
※たとえ腐要素はなくても二次創作を嫌う人の目に触れないために検索避けを推奨する主催者もいるので、それぞれの考えに従う。
レーティング要素がある場合はぷらいべったーなどで
いわゆるR18要素の性的な表現や残酷表現がある場合は、ワンクッションを置く。
具体的にはぷらいべったーを利用して閲覧を制限するか、pixivに年齢制限付きで投稿してそのリンクを張るかする。
先日ナマモノ夢R18のイラストTwitterにアップして炎上した事件もあったけど、Twitterはそもそも性的な表現や残酷表現を禁止しているので。

※「残酷表現あり」とか書いても丸出しでアップしてはダメです。
ワンドロに参加したお仲間がハッシュタグをたどって他の人のイラストを見たときに、嫌な気持ちになってしまう。そんなもんよくてミュートですよ。
「やだやだそんなふうに分けたら誰も見てくれないじゃん! たくさんの人に見てほしいもん!」と思うのかもしれないけど、逆にそういうの見たい人もちゃんといるのではっきり入り口を分けておくとみんな幸せ。
特殊な表現もワンクッション&注意書きを
二次創作の経験が浅いと、どこらへんまでが特殊なのか分からないこともあると思う。
ナマモノ夢R18で炎上してしまった人も、多分「これでみんなを不快にしてやるぜ」と思ったわけじゃなく、何が悪いのかよくわかっていなかっただけだろうし。
一般的には、リバ要素、原作にない獣化、女体化、年齢操作、クロスオーバーなどは特殊とされている。もっとあるかな……。
あとはジャンル特有の特殊表現("ブラック本丸"など)がある場合はそれも注意したい。
他にも「これ特殊な設定かも。嫌いな人もいるかもな」と感じるようなことがあれば、ワンクッション置いて注意書きをし、ぷらいべったーかpixivでアップする。
「初心者なので何か間違ったことがあれば教えてください」
あとは「初心者なので何か間違ったことをしていたら教えてください」とプロフィールなりスレッドなりで一言書き添えておく。
こうすることで「私は初心者でわからないことがあります、まわりの人の注意を聞きます」という姿勢を示すことができ、まわりも注意してあげやすい。
これが無言だとまわりも「この人これわざとやってんのかな? 注意したらブチ切れとか逆恨みとかしてきたらやだな、こわ、触らんとこ……」になってしまう。
一言「間違っていることがあれば教えてください」と書いておくのはおすすめです。
界隈のルールを知る機会にもなる
二次創作を始めたばっかりで、まわりのルールにおっかなびっくり……という人ほど、ワンドロから入るといろんな界隈のルールを知れていいかもしれない。
注意書きを読むこと、二次創作はそもそも違法だと認識しておくことさえできれば、それほど神経質になる必要もない。
むしろ、慣れてきた頃の方がやらかすかもしれない。
二次創作をする人に囲まれて二次創作をしているとどうしても感覚がおかしくなってくるし、どこからが"特殊"か分からなくなることも(例えばリバ要素当たり前の人に囲まれていればそれが当たり前になったり)。
そういうときもワンドロって「あっそういえばこれ世間的には特殊なやつだよな、注意書きしてpixivにアップしよう」と認識をあらたにできるかもしれない。