上手い絵なのに評価されない。それはセンス磨きをサボっているせいかも

この記事は、

「私の絵、そこそこ上手く描けているのに評価されないのはどうして?」「こんなに上手なイラストなのに、どうしてこんなにいいねやブクマが少ないんだろう?」

という人向け、【それって、センス磨きをサボっているせいかも?】ということについて書いている。

たいして上手くないイラストなら、SNSでいいねやブクマがつかなくても「まあ、そうだよね」で済む。

けど、そこそこ上手いのに評価がつかないと、「なぜ? バグ? 私フォロワーに嫌われてるのかな? それとも私の上手さを妬んでわざとスルーしてるとか?」みたいに被害妄想をふくらませてしまいがち。

そうではなくて、それって、センス磨きをサボっているせいかも。

上手くてもセンスが足りないと評価されない

そもそも、センスとは

センスというのはよく聞く言葉だけど、正しい定義があるわけじゃない。

なんとなく"センスがある=神に選ばれし才能を持つ者"みたいなイメージがあるんじゃないだろうか。

そうではなくて、センスとは、

"おおぜいに刺さるものを察知し、それを実際に描く力"

そのイラストが上手いのに評価されていない=おおぜいに刺さっていない、という時点で、センスが足りていない、ということになる。

英語だと分かりやすいけど、

unpopular(不人気)、つまりポピュラーでないものは不人気なのだ(当たり前)。

センスを磨くには"流行"や"定番"に触れる

「なーんだ、センスがないから評価されなかったんだ! フォロワーさんから嫌われるわけじゃないならいいや。よかった〜」という人はいいんだけど、たいていの人は「それならセンスを磨きたいよ!」と思うんじゃないだろうか。

センスは神に選ばれし者だけが手にできるものなんかじゃなく、いつでも誰でも磨けるもの。

"センスが無い"ではなく"センス磨きをサボってる"という言い方になるのだ。

しかもやることは簡単だし特別お金もかからない。

センスの磨き方については、具体的にこんな感じ。

  • 流行っているものや長く愛されている"定番"にたくさん触れること
  • そして「自分ならどう描くかな?」と考えること
  • 実際にそれを形にすること

詳しいことはこちらの記事にも書いた。

"流行や定番に触れよう"というと「えー流行りもの嫌いなんだけど」とか「定番なんてつまらないじゃん。そんなものに影響されて自分の個性を殺したくない!」と思う人もいるかもしれない。

そうじゃなくて、流行や定番に触れるのは"真ん中を知るため"だ。

"真ん中"が分からなければ、自分の個性だって分からないはず。

「私は自分だけにできる個性的な表現をがんばってるんだ!」と思っていても、実はそんなのやり尽くされていた……みたいな、井の中の蛙になってしまう。

流行や定番を知ることは、自分の個性をどう活かすか、自分の個性のどこを尖らせていくかの指針にもなるのだ。

本当に、センスがないと評価されないの?

「上手いのに評価されない、というのはセンスが足りないからだよ」

なんて言われると、「カッチーン! そんなことない! 私は上手いしセンスもあるもん!」とムカッとくると思う。

私だってそんなこと言われたら「なんだと! 分かったようなこと言いやがって!」ってなると思うよ……でもそれは、私の痛いところを突かれているから。

"評価されない=おおぜいに刺さってない"なのは、間違いようのない事実なのだから。

とは言えセンス不足以外に理由がないわけじゃない。

考えられるのは、

  • まだその人のイラストがSNS内で広まっておらず、知る人が単に少ない
  • 痛い発言などで、ジャンルやクラスタから敬遠されている
  • 上手いと思ってるのは自分だけで、まだまだ技術が足りていない

こんな感じだと思う。

長くジャンルにいるしそこそこフォロワーもいるし、鍵もかけてない、「下手でつらい……」みたいなことも言わない、という場合は、

それはやっぱり"おおぜいに刺さるものを捉えられていない=センスが足りていない"ということになる。

センスが足りないと「描きたいことがない」状態になりがち

あと、自分の絵が評価されず悩んでいる、という人ほど、"描きたいことがないな"とか"いつも次に描く絵を迷ってしまう……"みたいなことはないだろうか。

実は、それもセンスを磨いていないことによる弊害。

センスを磨いていると、常にインプットしつつ、"何をどんなふうに描くか、自分だったらこう描きたい"が働いているので、「次に何を描こうかな」と悩むヒマがなくなってくる。

「分かる人にだけ分かってもらえばいい」という考え方も

でも、プロを目指すとかでなければ、「何もおおぜいの人に分かってもらわなくてもいいじゃん」という考え方もある。

(プロの場合、ある程度の人たちに分かってもらわないと採算が取れないので困るけど。)

そもそもイラストなんて自分の好きに描けばいいのであって、いいねが無かろうがどうでもいいものだ。

「おおぜいに刺さるイラストを描きたいわけじゃないから、じゃあ別にいいや」で、全然かまわない。

例えばジャンル内にすっごく気が合って「あなたの描くものが最高! 私の中でドンピシャなんですよ!」と言ってくれる人がいるとか。

趣味でお絵描きをするならそっちの方がよっぽど最高に楽しいと思うし、むしろそれが趣味の醍醐味だとも言える。

技術を向上させたい人もセンスを磨くのが手っ取り早い

逆に、"イラストの技術自体は未熟なのに、やたら惹きつけられる"みたいな作品に出会ったことはないだろうか。

こういう作品を描く人は、センスに技術が(今のところ)追いついていないだけで、ぐんぐん上手くなっていくことが多い。

センスを磨いていると「こういうものをこんなふうに描きたい」という詳細なビジョンがいやでも湧いてくるので、それを描くために一生懸命になっているうちに自然と上手くなる。

絵が上手いからセンスがあるんじゃなく、センスを磨きまくっているといやでも絵が上手くなってしまうのだ、と思う。

だとしたら「絵が上手い人はいいな〜、センスがあって」なんて言ってる場合ではない!

まずセンスありき。

センスを磨くことで、「こういうものをこんなふうに描きたい!」という強い欲求を持つことから始めてみるのはどうだろうか。

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