絵が上手くならない人の特徴とは→【やらない理由を探しちゃう人】。

「思うように練習が続かなくて、絵が上手くならない」

「いい練習方法を探しているんだけど、なかなか見つからなくて……」

という人向け、【それって、絵が上手くならない人の特徴かも】ということについて。

「絵が上手くなりたいから、練習方法を人に聞いたり、ネットや書籍で調べる」という人は多いと思う。

でも、その練習方法で素直に取り組む人ってほとんどいないんじゃないだろうか。

絵が上手くならないと悩む人は、なぜかやらない理由を探して、どの練習方法も途中で投げ出してしまう。

絵が上手くならないのは、センスや才能じゃなく取り組む姿勢に原因があるのかも、ということについて。

絵が上手くならない人の特徴

なぜか【やらない理由】を探して、何もしない。

例えば「画力の底上げにはデッサンをすると良いよ」と提案してくれているブログはたくさんあるけど、それを見て「自分が描きたいのはマンガだし、正確なデッサンは必要ないから」と却下してしまう。

「初心者にも分かりやすい顔の描き方は、球にお面をつけるイメージで……」という講座を見て、「それくらいは教わらなくても知ってる。簡単すぎてやりたくない」とそこで投げ出してしまう。

「クロッキーは体の動きを描く練習になりますよ」と言われると「クロッキーは効果がないってネットに書いてあったからやらない」と、根拠のないブログ記事を鵜呑みにして取り組まない。

「デッサン会に行って刺激を受けたよ」と言う話を聞いて「デッサン会行ったっていうけど下手じゃん。デッサン会って行ってもムダだね」と心の中で見下す。

しまいには「デッサン 効果ない」「クロッキー 意味ない」と検索して、やらないための理由を探している。(Googleのサジェストに出てくるよね。)

じゃあそういう人たちは日頃どんな練習をしているかというと、手癖で同じ向きの顔を量産していたり、描きかけの落書きを「飽きたw」とSNSに投稿して「いいねがつかないからやる気が起きない」と言っている。

こうして書くと、そんな姿勢じゃ絵が上手くなるわけないな、ということが分かると思う。

自分もかつてそんな時期があったけど、その頃の私は自信のなさと傲慢さで身動きが取れなくなって、救いようがない感じだった。

最短で上手くなるため、効率ばかり求めてしまう。

絵の練習って、一生かけて楽しんだり苦しんだりしていくもの。

だけど若い人(小中高生)ほど、「その練習方法だと、1年でどれくらい上手くなりますか?」「上手くなるまで何ヶ月かかりますか?」と効率をすごく気にする印象がある。

それは無理もない(と言えなくもない。)

40歳の人なら1年なんて人生の1/40だからそれくらいの時間はかけようと思えるけど、15歳やそこらだと、たった1年でも人生の1/15。

「たかが絵の練習なんかに1年も使えない!」と思ってしまうんだろう。

ちょっと練習して効果を感じないと「もっと最短で効果の出る練習方法はないか」「もっと簡単でいい方法があるはず」と打ち切ってしまい、また別の方法を探す。

その、あっちこっち探してる時間で練習を続ければ効果は出るはずなのに。

ダイエットもいろいろ試しまくると結局どれも全部ダメだったりするでしょう。あれと同じなのだ。

最終的には「センス・才能がないから…」で片付ける。

「いろいろどっちつかずで、私って結局何もできてないんだよね〜、そりゃ上達もしないわ!」と自覚している人は全然いい。

だって、人間なんて楽な方に流れるものだし、みんなそんなもんだから。

みんなそうやって、ほどほどにやって絵も上手くならないまま、なんとなく諦めて、現状に甘んじている。(私もそうだ。)

ただそんな中で、ネットで見つけた練習方法で素直にコツコツ続けてきた人は、当たり前だけどだんだんじわじわ上手くなっていく。

それを見て「才能がある人はいいなー。私はどうせ才能もセンスもないから……」とネガティブな発言を繰り返し、クラスタの中で"めんどくさい人"になっていく人、いない?

今までさんざんチャンスをムダにして「私はセンス・才能がないから」で片付けて、あまつさえコツコツがんばってきた人を妬む……。

そりゃまわりからめんどくさい認定されます。

多摩美術大学の講師、菅先生もこういうふうに言っている。

「絵が上手くなりたい」と強く思って練習方法を調べたりするのに、この世に練習方法はいっぱいあるのに、なぜかどれもやらない。

なのに、なぜかずっと「絵が上手くなりたい」と悩み続けている。

この謎ループに陥ってしまってる人、まわりにもいるんじゃないだろうか。

【やらない理由探し】をしない

世の中には、モノを作れる人とそうでない人の二通りがいる。

モノを作れる人というのは、他人の作品の良さを見つけて、それを取り入れて自分もやってみようとする。

モノを作れない人は、他人の作品のあら探しをして、自分がやらなくて済む理由を見つけようとする。

あら探しをしてやらないのも自由だし、それでもまったく構わない。(だって全員が絵を描かなきゃいけないわけでももないし。)

けど、「絵が上手くなりたい!」という望みがあるなら、それじゃ上手くなりようがないよねってことは、自覚しておくといいかな、と思う。

私自身、中途半端なプライドと自信のなさの板挟みで、長らく遠回りをしてきた。

今となっては【やらない理由探し】にかまけていた時間がまったくの無駄だったことが分かる。

デッサン、クロッキー、模写、いろいろ練習方法はあるけど、どれも手当たり次第やってみないと始まらない。

それに早く気づくほど、結局は近道なのだ。

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