【Twitter】イラストにいいねがつかない理由は、二種類ある。

「いいねが全然つかない! なんなの? 私ミュートされてるの?」

「なんであの人はあんなにいいねがつくの? 私のほうが上手いのに!」

という苦悩を抱いている人向け、【イラストにいいねがつかない理由】についてまとめている。

いいねがつかないことに悩んでいる人って、とても多い。

考え得る理由は大きく分けて二つ。

  • イラストに原因があるケース
  • その人、本人に原因があるケース

それぞれについて、自分の経験をもとに考え得る原因をまとめている。

イラストに原因があるケース

まずはシンプルに、普通に考えると、"そのイラストがいいねするほどのものではない"という理由が考えられる。

もっと言うと"いいねしにくいイラスト"というのもある。

では、それってどんなイラストだろうか。

違和感があるイラスト

完璧な絵じゃないといいねはもらえないのか、というともちろんそんなことはない。

ちょっとくらい拙くても、たくさんいいねがついているイラストもたくさんある。

けど人には"どうしてもいいねしづらい要素"というものがあって、それが【違和感】だ。

デッサンがおかしくて、見過ごせないほどに人体が不自然

いわゆる【骨折絵】。

腕がありえない角度に曲がっていたりなど、人体の骨格を明らかに無視した絵には恐怖を感じる人もいる。

やっかいなのは、描いている本人は違和感に気づいていないことだ。

絵柄が古くて、時代が止まっている

いわゆる【オバ絵】。

信念があって敢えてその絵柄を守り通しているというより、最初に絵を描き始めた頃に流行っていた絵柄のまま時代が止まっている、アップデートされていないもの。

メイクやファッションで例えると分かりやすいと思うけど、ビミョーに時代遅れなものって見ている人をいたたまれない気持ちにさせる

また、"今の流行ではない"ということはすなわち"支持者が少ない"ということでもある。

作画崩壊していて、見る人が混乱する

またアニメなんかでよく話題になる【作画崩壊】というのがある。

知人がぬいぐるみを趣味で作って販売していたんだけど、目の位置がどんどんおかしくなっていったことがあった。

「目と鼻が近いと可愛く見える」と思ってどんどん近づけた結果、目と鼻の位置が逆転してしまって、それでも作者本人は気づかなかったのだ。

「え? 何これ? どうなってんの?」と見る人が混乱するのでいいねどころではない。

解決するには……

絵の違和感は自分で気づきにくいので、信頼できる絵描き友達に意見をもらうと良い。(Yahoo知恵袋で聞くのはやめようね)

自分の絵の違和感を把握したら、必要な練習をしていく。

絵の違和感について、詳しくはこちらの記事に書いている。

そもそも、そんなに上手くない

人の心理には【自意識の肥大化】というクセがあって、自分の実力を実際よりも高く見積もってしまう

これは誰でもそうだし、ある意味あたりまえで健全な状態なので、まったく恥じる必要はない。

ただ、「自分では上手いと思ってるけど、自意識の肥大化で盛っちゃってるから実際はそうでもないんだよな」ということが分かっていないと、「こんなに上手く描けてるのに評価されない!」と怨念モリモリになってしまう。

インターネットで昔から言われる言葉にこんなものがある。

「この人と自分は同レベルだな」と思ったら、相手の方が上手い

これは最初は飲み込みにくい事実かもしれないけど、正しい。つらいけど。

解決するには……

自分の絵は、「上手く描けてる」と思っても割り引いて見るクセをつけるとちょうどいい。

自分の実力を正しく捉えることで、「こんなに上手く描けたのにいいねが少ない!」とむやみに苛立つこともなくなる。

何が言いたいイラストなのかよく分からない

イラストって、「描く人のメッセージを→見る人が受け止める」ことで初めて成立する。

いいねがたくさんつくのは"上手い絵"より"共感を集める絵"だ、ということを前に書いた。

つまり、何を言いたいのかよく分からない絵、テーマのない絵は、上手くてもいいねがされにくい

解決するには……

テーマを決めて描く練習をしたり、センスを磨いてたくさんの人の心に届くものを意識する。

サムネが目を惹かない

SNSでは日々たくさんのイラストが流れる。

見ている方も全部には目を通しきれないので、どうしても目を惹くサムネからタップする。

なのでサムネが目を惹かないと損

線が雑で画面が汚かったりすると、サムネになったときタップされにくい。

また、Twitterのサムネとpixivのサムネは性質が違うので、アップするときは意識するといいかも。

サムネについて詳しくは以下の記事にまとめている。

解決するには……

目を惹くサムネ(サイズ、見え方など)を意識する。これも見てくれる人への気遣い。

言動に問題があるケース

SNSでは特に、イラストよりも本人の言動で判断されることもある。

いくら絵が上手くても問題行動が多い人だと、どうしても敬遠されてしまう。

普段の呟きがネガティブ

「下手ですみません……」

これ、つい言いたくなってしまうのは分かるけど、相手にとっては「そんなこと言われても困るセリフ」のナンバーワン。

「褒めちゃいけないのかな?」「関わるとめんどくさそう」と思われがち。

繊細な絵描きさんが「上手くないのわかってるのでいいねしないでください……逆に傷つきます」と言ってるのを見たことがあるけど、そんなこと言われたってまわりは困惑してしまう。

言い訳が多い

自分の描けてない部分に突っ込まれたくなくて「時間がなくて雑なんですけど……」「背景真っ白ですみません」「身体のバランス失敗した……」と言い訳をたっぷり添えてしまう。

でもそれって相手にとっては「見て欲しい、あわよくば褒めて欲しいけど、おかしい部分にツッコミは入れて欲しくない。悪いところはスルーして、いいところだけ見て欲しいってこと?」ということになる。

また、「自分で失敗したって言ってるし、いいねするの失礼かな」と思われて、腫れ物扱いされることも。

褒められても否定しちゃう

「色使いすてきです!」→「いや、適当だし全然きれいに塗れなくて……」

「とても可愛いイラストですね」→「そんなことないです、ワンパターンな顔しか描けなくて……」

つい謙遜したくなる気持ちはよく分かる。

けど、一生懸命に感想を伝えたのに否定されるほうはたまったものじゃない。

「じゃあもう伝えるのやめようっと。」になるよね。

リアル(会社や学校)の愚痴や悪口

ちょっとくらいは人間らしくていいかもしれないけど、あまりにも愚痴や悪口が多いと聞いてる方も疲れてくる。

また「この人と関わると、自分も影で悪口言われそうだな……」という心理も働いて敬遠されがち。

「この人愚痴が多いな」と思われてミュートされちゃうと、当然イラストも見てもらえなくなる。

公式への批判や、自称「愛ある辛口」

まわりをみている感じだと、あくまでも自分が感じる印象だけど、二次創作の場合などで公式の批判ばっかり言う人もミュートされがちかも。

あと「愛があるから敢えて辛口で言います」みたいなのも同じく。

大多数はそのジャンルを好きで楽しんでいるわけなので、批判って聞いていて気持ちいいものではないと思う。

どうしても批判・意見を言いたいという場合は、ふせったーなどでワンクッション置き、全員の目に触れない投稿を心がけるといいかも。(それでもやっぱり言葉は選んで。)

解決するには……

自分のSNSで何を発信するのも自由だけど、読んだ相手がどう感じるか、というのを少しだけ気遣ってみる。

ミュートされたらイラストも届かないので。

「私もうミュートされてるかも……」という人も、済んだことは気にせずこれから心がけていけば良い。

常識のない言動が目立つ(主にオタク方面の話)

オタク活動をしていると、中にはその言動で「常識がないな」「痛い人だな」と悪目立ちする人もいる。

【痛い言動】や【やらかし】をするとおおぜいにブロックされたりミュートされることにもつながるので、当然いいねの数どころの話ではなくなる。

してはダメなことをしちゃっている

少し前のコミケでサークルチケットの転売をして特定され、盛大に叩かれてしまったサークルがあった。

他にも公式画像を同人誌に使用したり、公式と見間違えるようなグッズを作って頒布してしまったり。

してはいけないことをしてジャンル内からひんしゅくをかうと、もう、いいねするしないの話ではない。

公式のTwitterに苦情ばっかり言ってる

「お気持ちを表明する」なんて言い方でよく揶揄されるけど、公式のツイートに対して文句や批判ばっかり言ってる人も【痛い人】と思われがちかも。

※要望とかリクエスト、ユーザーとしての意見ではなくクレームのたぐい。

ジャンルのルールを無視している

オタク界にはジャンルによっては暗黙のルールというものがある。

特に女性向けだと、例えば二次元と三次元の混同やナマモノ(実在の人物。俳優や声優)ネタなどはデリケートな問題だとされている。

暗黙のルールを無視してガンガンいってしまうとやっぱり波風は立つし、いいねの数どころの話ではなくなる。

解決するには……

「作品と、作者の人間性は別。」なんていうけどやっぱり別じゃない。問題行動がある人とは関わりたくないと思われてしまっても仕方ない。

よけいな波風を立てず楽しくイラストで交流していきたいな、という場合は、普段の言動もルールを守るようにしていくといいかも。

【かまってちゃん】をしちゃってる

Twitterでは「私の絵が好きな人はRT」みたいなハッシュタグが回ってくることがある。

SNSの使い方は人それぞれだし、楽しく使っているならそれで構わないと私は個人的には考えている。

けど「かまってちゃんみたいで嫌悪感がある」「かまってちゃん系ハッシュタグ使った人はミュートかブロックしちゃう」という層が一定数いることを知っておく方がいいと思う。

「かまってちゃんのつもりで使っているわけじゃないのに!」と思うかもしれないけど、そう受け取られがちだということ。

そもそも「私の絵が好きな人はRT」って、本人は周りのポジティブな反応を見たいだけだし、周りにしてみれば試されている気がして面白くはない。

相互フォローなのにRTしないと、「誰々さんは私の絵が嫌いなんだ……」「誰々さんだけRTしてくれないってことはミュートされてるのかな……悲しい」とかエアリプで愚痴り出されたり。(あなたも困った経験あるでしょう)

解決するには……

絵を見てほしい気持ちは分かるけど、ハッシュタグはここぞというときだけに使うようにすると、周囲も気持ちよく反応をしてくれる。

交流をしていない

SNSは"自分の絵を見てもらい、褒めてもらう場"ではなくて"お互い対等に交流をする場"だ。

また、上でも述べたとおり、いいねは上手い下手よりも"共感を集めるかどうか"

なので普段全くフォロワーと交流せずに「見てる人は黙っていいねしてよ」という気持ちでいると、当然いいねはしてもらいにくい。

解決するには……

普段からフォロワーの呟きに興味を持って対等な交流をすることで、お互いに人間関係ができていき、共感されやすくもなる。

他人の呟きに興味を持って、自分からいいねをしたりリプをしてみる。

まとめ:悪循環を抜け出そう

今まで挙げてきたものは、「これを絶対守るべし!」というわけじゃない。

「私は骨折絵を描きたいから描いてるし、愚痴も言いたいから言ってるんだよ、自分のSNSは自由に使います!」という人はそれでも全然いいと思う。

あくまでも"いいねがつかないことを気にするなら、ここを見直すといいかも"という提案に過ぎない。

こんな悪循環に陥っている人をよく見かける。

いいねの数を人と比べて気にしてしまい、絵を描いていても楽しくない。

楽しくないから言い訳したり「下手ですみません」しちゃったり、イライラや愚痴が増えて、よけいに敬遠される。

もっと絵を描くのが苦になる……けどいいねのために描かなきゃ……つらい……

なんの修行だよ。

そんな悪循環を抜け出すきっかけになるんじゃないかな? という提案をまとめると、次の4点。

  1. 自分の実力を正しく捉え直し、足りないものを伸ばす
  2. 褒められたら素直にありがとう
  3. みんなで楽しむために、最低限は周囲を気遣う
  4. まずは自分から歩み寄る

特に"自分の実力を正しく捉え直す"というのはなかなかにしんどい作業ではあるけど、最も効果がある部分。

自分も、「私は自分が思うほど描けていないんだ」とハッキリ自覚したときに嘘みたいにラクになり、絵を描くのが楽しくなり、そうすると周囲に気を使えるようにもなり、結果として交流がたくさん生まれた。

そしてなぜか、そのあとすぐにデザインの仕事をさせてもらえることになった。

自分の実力や言動を振り返るのって勇気が必要だし、痛みを伴うけど、試してみる価値は大いにある。

だって、そこにしか原因はないので。

自分の経験や悩みをもとに書いたこの記事が、今悩んでいる人のきっかけになればいいなあと考えている。

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